3年で躍進を遂げた電子通貨ビットコイン(Yahoo! Newsより)

5日くらい前の英語版Yahoo! Newsの日本語訳。
BitcoinネットーワークとBitcoinそのものを生成するマイニングの仕組み、その使用例や問題点、最近のデジタル通貨周りの動向など、けっこう詳しく広範囲にまとまっていました。

ただ、ちょっとクセのある文体で、やたらめったら代名詞を多用してます。
例えばそこで使用している「they」が、Bitcoinのシステム等を指す「それら」なのか、システムを運用している「彼ら」なのか、はたまたそれを利用している人々である「彼ら」なのかなどなど。
英語音痴には難解でしたが、文脈から勝手に適当に意訳したところ多数。
よくわからないところは、そのまま代名詞使ってます。
ちゃんと訳になってない箇所もあったりなかったり。(^^;

後半のチップ・ジャーの下りは、内容がよくわからなかったス。
当然、訳もちんぷんかんぷん。
頭、悪い・・・。orz

ま、機械翻訳よりは少しは読みやすいかと。
てか、個人的メモに近いものだし、これでいいのだ。

ともあれ、かなり参考になった記事です。

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3年で躍進を遂げた電子通貨ビットコイン

・3 Years in, Bitcoin Digital Money Gains Momentum – Yahoo! News
http://news.yahoo.com/3-years-bitcoin-digital-money-gains-momentum-113000574.html

By Morgen Peck

Oct. 8, 2012

子安貝の殻、一片のなめし革、大きな石のディスク、飾り立てた長方形の紙。
それらはすべて、共通の何かを共有している。
2009年、Bitcoinが動き出した時、そのリストに1と0が加えられた。
また、それに先行する個々の新しいフォーマットのように、このデジタル通貨は、誰がそれをコントロールし、どこでそれを消費するかを含む、金銭の中核概念のいくつかを変えた。

最近のBitcoin採用者は、分散化され匿名性ある電子通貨の利点を活用するための、いくつかの手掛かりを与えてくれる。
例えば、独立した商店は顧客からのオンライン払いをダイレクトに受け取るために使用し、ウィキリークスは金融封鎖(※各種カード、PayPal等との取引が停止されている)を回避するために使い、またドラッグ使用者はインターネット上のブラックマーケットで匿名で購入するために使用する。
しかし、すべてがスムーズにいくとは限らない。
そのシステムは、人々が自分の物理的な現金を、迅速にBitcoinに換えるための方法を持たない。
外貨両替所はBitcoinへの両替はしておらず、Bitcoinを自分で売るために相手を見つけることは、大きな挑戦のままだ。
2、3のオンライン取引所は、ハッカーにより彼らの顧客の厖大な量のBitcoin(合計100万ドル相当以上)を失った。
ところが、より安定した取引所はユーザーにネットワークでの匿名性を弱める方法で自己識別を要求する。
また、Bitcoinを使用する商店の数は増加しているが、いまだにBitcoinで支払いができる場所は多くはない。
Bitcoin中核デベロッパーやよりユーザーフレンドリーなアプリケーション構築を目指している人々の多くが、昨年の通貨崩壊の危機に直面し、今月ロンドンにおける会議で、ニッチなハイテクおたく的通貨から現実通貨と競合するものへと、将来に向けてすべてのレベルで高める目的へとコースを計画した。

「それは挑戦的なプロジェクトです。しかし、それが世界を変えることになるもののひとつなのです。そしてそれが我々がここにいる理由です」とBitcoinデベロッパー・リーダーのひとりJeff Garzikは言った。

その仕組み

電子メールを送るのと同じくらい簡単にインターネット上でお金を送ることを想像してみよう-まるであなたが誰かの隣に立っていて、彼らに現金を手渡しているかのように。
しかも、いつでも、世界中のどこへでも、いくらでも。
これはBitcoin以前には決してできなかったことだ。

Bitcoinという名前も、そこに現実のコインは含まれていないがゆえに、少しばかり誤解を生んでいる。
実際のところ、それは異なる口座間取引の経過を記録する公の共有元帳だ。
元帳を更新する仕事は、完全に自律的役割として、いつであれどちらのコンピューター(ノードと呼ばれる)がBitcoinソフトウェアを実行していても書き込まれる。

ひとたびBitcoinソフトウェアをダウンロードして”コイン”を購入(通常はオンライン取引所から)したなら、誰でもこのノードとして参加できる。
人々が支払う価格は、日々の市場価格がいくらかに完全に依存している。
Bitcoinユーザーが別のアカウントにお金を転送したい場合、名前ではなくランダムな一連の英数字により必要とする当事者を識別し、ネットワークへ暗号化されたリクエストを送る。
処理を確認し元帳を更新するため、ノードのひとつは「ハッシュ関数」(処理要求から未加工データを取り出し、より短い固定長の一連の新しいデータに縮小したもの)と呼ばれる難しい数学的問題を解決しなくてはならない。
コンピューターはトライ&エラーを繰り返しながら問題を処理するだけで、それがうまくいくまで複合的でランダムな推測を作成する。
その仕事がいったん完了すると、それは再現するのが極めて困難で、事実上、誰もその輪を元に戻すことが出来ないよう処理にタイムスタンプが施される。
パズルを解決した最初のノードは、その解を他のノードすべてに広め、その後それは元帳の新しい型の上で確認同意されるようになる。
このように元帳に対するコントロールは、Bitcoinネットワーク全体に広がる。

ネットワークに対し、このすべてはBitcoinと呼ばれる任意の1ユニットに関する所有の再設定処理の長いチェーンのように見える。
ユーザーが見ることは、アプリケーションがBitcoinネットワークにアクセスし実行することによる。
一般にそのインターフェースは、ユーザーが新しい匿名アカウント・ナンバーを開き、次にBitcoinを他のアカウントに対して送受信することを可能にする。
Bitcoinを実際に所有する人は、正確なアカウントにアクセスするために使用される暗合鍵も同時に所有する。

Bitcoinを生成するコンピューターは電気を過度に消費するので、多くの人々はコストをシフトするため家の代わりに仕事上でそれらを実行していると認める。
(多くの人々はソフトウェアを動かすために専用GPUと多数のユニットに頼り、それらは電気料金を顕著に増加させる)
彼らはひとつの動機に駆り立てられている。
コンピューターがハッシュ関数をともなう処理のブロックを確定する度に、Bitcoinソフトウェアは50の新しいコインを造り、それらをオーナーのアカウントに割り当てる。
このようにして最初の通貨が発行された。

Bitcoin処理が公に生じたとして、その参加のレベルを測定するのは簡単だ。
Garzikによれば、Bitcoinはそれが3年前に誕生して以来常により早く拡大しているという。
今年のはじめ以来、アカウント間で取引されたBitcoinは60兆以上に跳ね上がったが、それは500万回近い処理となり、2011年に処理された量の2倍以上になる。

Bitcoinを受け入れたい企業に対してモバイル・チェックアウトサービスを提供する企業BitPayのTony Gallippiによると、非常にゆっくりと商店はBitcoinに対してウオームアップしているように見える、と言う。
「私は2011年11月にプラハ会議に行きましたが、私たちは約100店と契約していました」
「それが現在ではおよそ1100店です」

Bitcoinだけを扱っている商店はほとんどない。
そのほとんど、例えばバンクーバーのマッサージ・セラピスト、ニューハンプシャーのギターショップ、Etsy marketplaceの18人の職人などは、通常の支払いオプションと一緒にBitcoinも載せている。
購入者がBitcoinで取引を終える場合、その処理は決して払い戻しができないことを知った上で彼らはそれをする。
Bitcoinネットワークが元帳を編集することはない。
そのため、商店は彼らが盗まれたクレジットカードに請求しているのかどうか、もはや心配する必要がない。

「不正行為の低減はインターネット商店にとっては大きいことです、なぜなら不正行為者はカード不介在詐欺全般を扱うのですから」
「また、もし支払いが後で破棄された場合、その商売は損失をこうむることになります」とGallippiは言う。
「Bitcoinを使用したビジネスでは、この地球上のどの国からの支払いも、不正行為のリスクなしで受け取ることができます」

闇世界と正当な用途

他の件では、Bitcoinは生命線になった。
2010年12月、ウィキリークスが251,287件のアメリカ大使館の電信文をサイト上にアップロードした直後、VISAや MasterCard、PayPal、Bank of America、Western Unionは、ウィキリークスへの取引を拒否し禁止するグループとして結束した。
ウィキリークスによると、それらの金融封鎖は今も継続しているが、その寄付の流れの95%が止まってしまった。
しかし、アクティブなグループによるBitcoin受付けで、寄付金の一部を回復することができた。
9月30日時点で、ウィキリークスはそのBitcoin公式アドレスで12,000ドル相当を保持していた。

「それはウィキリークスにとって重要です。少なくともウィキリークスには寄付金を得るひとつの方法があるからです」とBirgitta Jonsdottirは言う。
Birgitta Jonsdottirはアイスランド議会メンバーで、ウィキリークスの”付随的殺害”ビデオ(2007年アメリカ軍ヘリコプターによるバグダット空襲で、ふたりのロイター従軍記者と非武装の民間人数人を殺害した記録)の共同制作者だ。 

Bitcoinには、あらゆる人のためになる何かがあるように思える。
あなたは海外にいる大学在学中の自分の子供に、電信手数料を支払うことなく送金ができる。
活動家の機関に匿名で資金提供ができる。
薬(合法薬や違法ドラッグ)も買うことができる。
しかし、はじめはいくらかお金を使わなくてはならない。
そして現時点では、通貨はそうあってほしいと提唱するより、Bitcoinを入手することの方がはるかに難しい。

顧客が自分のアカウントに額面を購入するための多くの小さなオンライン取引所が、ハッカー(Bitcoinユーザーがサイト上に保存していた記録に侵入し盗む)の餌食になった。
この夏、Bitcoinicaはハッカーにより40万ドル相当以上のBitcoinを失った。
また、今月はじめには、他のBitfloorという取引所が、盗まれた資金20万ドルを回復しようと努めたにもかかわらず閉鎖した。

残る大きな取引所は、防御として顧客から詳細な個人情報を集めることで危機に対応した。
この行為に対して、コミュニティーの多くが匿名通貨の本質を蝕むと言う。
ITセキュリティ・コンサルタントで自称プライバシー過激派であるFrank Braunは、会議で人々に新しい店頭市場取引を開くよう促すことでその問題に直面した。

しかし、Bitcoinネットワークそれ自体と同じくらい匿名性と分散性を持つ取引所の構築もまた可能かも知れない。
もうひとりの中核BitcoinデベロッパーMike Hearnはロンドンで、信頼された買い手と売り手をオンラインで繋ぎ、彼ら自身の中に支払明細を残す、ピア・ツー・ピア通貨取引所を提案した。
そのシステムは、金銭の中央管理機構を必要としないため、ハッカーのターゲットになる危険を除去する。
またシステムは、ユーザーに関する詳細を、Bitcoinプロトコルと同じ一連の英数字の形で集める。

しかし、おそらくBitcoinの将来にとって最も重要なのは、ピア・ツー・ピア通貨取引所をシャットダウンしなくてはいけない時には、ネットワーク上のすべてのノードを終了しなくてならないということだ。
Bitcoinを研究した数人の弁護士はすべて、通貨が法的にはグレーエリアに存在していることに同意する。
もしその需要が増加した時、政府がどのように反応するか実のところ誰も知らないが、しかし、Bitcoinを規制したい人々にとって取引所は容易な目標になると多くの人々は考える。
取引所を分散化することは、その仕事をほとんど不可能にするだろう。

Bitcoinデベロッパーは、最も洗練された金融機関でさえ、その代替として分散化した設計が出来るということを急速に証明している。
しかし、以前は決して出来なかった方法で、デジタル世界でお金を使うアプリケーションがいくつか出来ている。

ミシシッピのプログラマChris Raggioは、共有するチップ・ジャーのためのデジタル代案に取り組んでいる。
収集「容器」は、Bitcoinの寄付金を受け取るようプログラム可能なNFC(ニアフィールド・コミュニケーション)チップが埋め込まれたポスターになるだろう。
それは、PayPalやクレジットカードでの類似の支払いとは異なり、手数料なしで、まさにその場で、ジャーに25セントを投げ入れるように、小さな寄付をすることができる。
「私たちは皆、キャッシュレス社会になっているという話を耳にします」とRaggioは言う。
「おそらく私たちは既にキャッシュレス社会におり、そしてまた、まだそうではありません」
「しかし、もし私たちがそうであるのならば、お金のジャーを守るためにこのようなものを必要とするでしょう」

同様なアプリケーションがインターネット上のmicro-payments(※クレジットカードでは決済コストが高すぎて現実的には支払うことができないような、数百円程度までの少額商品を購入するための電子的な決済手段)を促進するために構築されている。
もしそれが成功したら、それはコンテンツ・プロバイダーが現在広告収入に依存している割合を少なくすることができる。
そのようなアプリケーションは、Bitcoin経済に参加するための新規ユーザーを招く手助けになった。
それらのどれもまだ到達してはいないが、多くの人々がそうするためにしばしば定職を中断してそれらを書いている。

スピーチの終わりにGarzikは、通貨のために結集し長期に及ぶ苦労に忍耐を求めた。
「ユーロを作り、ユーロを実施し、通貨を広く配布し、キャッシュレジスターや販売時点管理(POS)もまた広く配るまで、どれくらいかかるのか」
「それには何年間もかかりました」
「そして当然ながら、Bitcoinのこの2年間の成功をひとりも予想できなかったのです」
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