Web上のRipple Walletでは、Rippleネットワーク内で発行されているIOU(借用証書)同士またはRipple内機軸通貨ともいえるXRPとの取引が行われています。
IOUは厳密には各Rippleゲートウェイが発行する借用証書ですが、Rippleネットワーク内ではある意味「仮想通貨」と同様の働きをしており、Ripple内で様々なペアの他通貨取引が行われている感じです。
例えば、日本にはJPYというIOUを発行する「リップルトレードジャパン」というゲートウェイがあります。
この「リップルトレードジャパン」に登録して入金申請をした上で、「リップルトレードジャパン」口座に1万円振り込むと、自分のRipple Wallet内に1万JPYというIOU(借用証書)が入金されます。
逆に、「リップルトレードジャパン」に出金申請をした上で、自分のRipple Walletの1万JPYを「リップルトレードジャパン」のRippleアドレスに送金すると、自分の銀行口座に1万円が振り込まれます。
日本で有名な主要ゲートウェイには、BTCなどのIOUを発行するBitstampやJust Coinなどがあり、ユニークなところでは最近リリースしたばかりのStellarのIOU、STRを発行するRippleFoxや、ここの記事でも取り上げたXNFを発行するXNFTradingなどがあります。
主要ゲートウェイの詳細は下記ページを参考にして下さい。
・リップルゲートウェイのご案内|リップル
https://ripple.com/guide-to-ripple-gateways/#choosing-the-right-gateway
これら主要ゲートウェイが発行するIOUの他にも様々なIOUが存在するのですが、その一部がCoinCompassというサイトにリストされており、以前からそれらのIOUのトラスト数推移をグラフにして参考にしていました。
ハッキリ言ってXNF以外のIOUはあまり取引されていなかったり信頼性も今ひとつ不明だったりしますが、Ripple内取引の参考になるかも、ということでアップしてみました。
・Ripple-IOUトラスト数推移グラフ
http://flamenco.main.jp/virtual-stock/Ripple-IOU-Trust.htm
このグラフはCoinCompassのデータをExcelのWebクエリで取り込んで作っているのですが、当のCoinCompass運営が今後も健全に続くかどうかは不明。
いつかデータが採れなくなる可能性もあり、ですw
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