そもそもBitcoinは円やドルのようないわゆる”通貨”の代わりになろうとしているんでしょうか?
下記の記事を読んで、ちょっと考えてしまった。
・なぜビットコインは通貨になれなかったのか(equilibrista) – BLOGOS(ブロゴス)
http://blogos.com/article/60199/#58614_forum-form
経済や金融のことはさぱ~りわからない人なので実感的にしか考えられませんが。
ぼくたちが”通貨”や”お金”として考えるのは、それを使用することで現実の生活が賄えるということ。
給料やお店の利益をお金としてもらって、そのお金で家賃や食費を賄う。
それが通貨です。
国や地域によって物価や信用度も違うだろうし、当然それぞれの国や地域間の通貨価値が異なるので、日々為替レートは変動する。
そういう意味では、Bitcoinって全然通貨じゃないですよね。
ネット上での決済手段として採用が進んではいますが、現状Bitcoinで生活は賄えませんし、今後そうなるかどうか。
たぶん無理なんじゃないかと・・・。
ネット版ForbesでTimothy B. Leeさんが書いてました。
(ビットコインにハイパーデフレーションの危険はない(Forbes記事和訳))
- Bitcoinは小切手などの交換媒介物と同じく経済学専門用語では勘定単位になります。
この「勘定単位」という訳が適切なのかどうか不明ですが(^^;、意味的にはよくわかります。
Bitcoinは、あくまでドルや円などの法定通貨ありきで存在する一時的交換媒介物、というのが感覚的にはしっくりときます。
ドルや円に取って代わる必要はまったくないし、ネット時代の全地球的な各国通貨の一時的交換媒介ネットワークシステムなんですよね。
金券や小切手のように、交換媒介物そのもので買い物や支払いが出来たりもするけれど、それがイコール現実のお金や通貨にはならないのと同じ。
頭悪い子なので、今ひとつ通貨としてのBitcoinというのがしっくり来ていませんでしたが、一時的交換媒介ネットワークシステムと考えればちょっと納得。
間違ってるかもだけど。(^^;
※追記
そもそも現状では「Bitcoin建て」という価格設定は存在しないんですよね。
あくまでBitcoinドル相場を反映した「ドル相当のBitcoin価格」。
各国通貨に起こり得るハイパーデフレーションの怖れもないし、そもそもがいわゆる”通貨”ではなくて”交換媒介物”なので、相場の乱高下もいわゆる”通貨”の為替相場と同列に考えるのはおかしいし現実にそぐわないですよね。
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