新マネーロンダリング・ガイダンスはビットコインに肯定的(Forbes記事和訳)

Bitcoingaが出来て2年ちょっと。
さすがアメリカは対応というか反応が早いですね。
明らかに経済や金融は地球規模なんですものね。

日本は相も変わらず「Bitcoin?何それ?」みたいな島国鎖国状態。
日本の経済や金融が鎖国してるわけではないのですが。

  • New Money Laundering Guidelines Are A Positive Sign For Bitcoin – Forbes
    http://www.forbes.com/sites/timothylee/2013/03/19/new-money-laundering-guidelines-are-a-positive-sign-for-bitcoin/
    3/19/2013

    • Ars Technicaで私は、国家マネーロンダリング法の下でのBitcoinの法的地位に関する新しいガイドライン、金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)が公表されたとリポートしました。
      簡単にいえば、Bitcoin取引所(従来の通貨とBitcoinを交換する)とほとんどのBitcoinマイナー(Bitcoinトランザクションを扱い新しいBitcoinを”鋳造”する労力に対して報酬を得る人々)は、マネーサービス事業者(MSBs)として登録し反マネーロンダリング規制の順守を求められます。
      一方、一般のBitcoinユーザーが通貨を普通に商品やサービスの購入に用いる場合は、MSBsとして登録する必要はありません。

      このアナウンスはBitcoinに対する連邦政府による弾圧の第一歩を思わせ、Ars Technicaコメント欄でBitcoinファンの間に大きな驚きを引き起こしました。
      しかし、私はそれは逆なのではないかと思います。

      私は反マネーロンダリング法の大ファンではありませんが、それらは確かに存在し、少なくともいくつかのBitcoin関連ビジネスはそれに該当するのは明らかです。
      さらに、Bitcoinはこれまでのものとかなり異なり、アメリカの金融規制にどのように当てはまるのか実に曖昧です。

      この種の法的な不確実さとともに、少なくとも法律の細部と同様に規制当局の姿勢が重要です。
      規制当局が新しい技術をおおむね安全なものとして見なした場合、彼らはそれが成長できるような法解釈を探すでしょう。
      また、もしその技術を脅威として見なした場合、彼らはそれを閉鎖可能にする法解釈を探すでしょう。

      このFinCENガイドラインは、通貨を趣味や投資として使用する一般のBitcoinユーザーが規制の対象になるかどうか、法的混乱の多くを解決するわけではありません。
      また、それは通貨を強く是認するものでもありません。
      しかし、分散化仮想通貨のコンセプトに対して、彼らが特別な敵意を表しているわけでもありません。
      FinCENはややぎこちないやり方で、四角いテクノロジカルな釘を丸い規制の穴に押し込もうと、明らかに奮闘しています。
      行間を読んでみると、FinCENはこう言っています。
      Bitcoinに基づいたビジネスは、必要書類に記入したり顧客情報を収集する場合、それらは放っておかれるだろうと。

      Bitcoin取引所に注目することでFinCENは、一般ユーザーが互いに通貨交換可能なBitcoinネットワーク中核の規制に関心がないことを示唆しています。
      それはおそらく、人々がBitcoin経済の中心で自由に実験し続けられるままにしておくでしょう。

      個人的には、FinCENが発表したガイダンスが、Bitcoinは完全に規制要件から免除されると明言するのを望んでいました。
      しかしそれは、おそらくFinCENに与えられた強制的に課す法律のオプションではありませんでした。
      それらの法律を考えると、FinCENのガイダンスはおそらくBitcoinファンが望むことができるベストのものでしょう。
      それは、アメリカの反マネーロンダリング規制当局が通貨を脅威とは考えず、変更や閉鎖を強要するつもりはないという明らかなサインを送っているからです。

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