昨日「Bitcoin-Central」から、ニュース報道に混乱が見受けられるということで、法律的意味と実際の機能に関するアナウンスが出ていました。
・Important informations regarding our partnership with Aqoba:Bitcoin-Central
https://bitcoin-central.net/s/aqoba-partnership
- 支払い口座上に預けられた資金は、投資や貸付に使用されないだろうということです。
さらに、これらの口座は当座貸越(超過貸出)能力を持っていません。
これらのアカウントは間もなくそれぞれのIBANナンバーを持つことになり、デビットカードとも連携可能になりますが、法律上「銀行口座」と呼ばれるものとは異なります。
ちょっと込み入っていますが・・・。
「Bitcoin-Central」の親会社である「Paymium」が、PSP(Payment Services Provider)として登記済みの「Aqoba」と提携。
「Aqoba」は金融インフラとして「Credit Mutuel Arkea bank」を使用。
「Paymium」は「Aqoba」とともに、個人や企業がBitcoin両替所として参加したい場合の仲介として働く。
「Bitcoin-Central」は「Credit Mutuel Arkea bank」破綻に備えて顧客に保険をかけている。
というような説明が書いていました。
要するに「Bitcoin-Central」は支払いサービス提供者(PSP)「Aqoba」と提携することで法律的に取引所としての認可を受けたのであり、銀行として認可されたのではない。
で、「Bitcoin-Central」は「Aqoba」を通して顧客の預金を金庫としての「Credit Mutuel Arkea bank」に預金。
当然、銀行(Credit Mutuel Arkea bank)の預金には保険をかけてるよ、みたいな感じなのかな。
※追記
ん~。
>「Aqoba」と提携することで法律的に取引所としての認可を受けた
これはちょっと違うのかも。
「Bitcoin-Central」はBitcoin取引所というか両替商として開業したけれど、それはPSP取得済みの「Aqoba」と事業提携したことで成立したわけで。
別に「Bitcoin-Central」自体が何らかの認可を受けたわけじゃない(もちろん銀行になったわけでもなく)、て感じなのかもです。
とはいえ、PSPの「Aqoba」や銀行である「Credit Mutuel Arkea bank」を利用したビジネスを開始したわけですから、Bitcoinの利便性や社会的信用度はこれまでなかった範囲にまで広がるとは思います。
コメントを残す