4日くらい前の「The Verge」の記事が面白かったので、その抜粋を日本語にしてメモ。
Bitcoinマイニングの都市伝説みたいな話もあって、けっこう興味深かったです。
・Miner problem: big changes are coming for Bitcoin’s working class | The Verge
http://www.theverge.com/2012/11/16/3649784/bitcoin-mining-asics-block-reward-change
November 16, 2012
マイナー問題:ビットコイン労働者階級に大きな問題が近づいている
~ スピーディーな新しいチップと少なくなるマージンは通貨中核ユーザーに破滅をもたらすだろうか? ~
Webプログラマでマシン愛好家のペンシルバニア在住のJim O’Sheaさん。
2011年6月からマイニングをはじめたとのこと。
家の裏の小屋では不休で24台のPCが稼働中。
設備に6万ドル(約480万円?!)以上、電気代が月2200~2400ドル(18000円前後)。
Bitcoin価格は変動するので一定しないけれど、月におよそ3000ドル(約24万円)の利益があるとか。
O’Sheaさん曰く「何人かの人々は退職金を作りました。しかし私はそれらのうちの1人ではありません。」
あるIT技術者は、企業のサーバーにBitcoinマイニングのソフトウェアをインストールしたとAustralian Broadcasting Corporationのヘッドラインを飾った、とか。
大学のIT管理者が学校のPC上で密かにソフトウェアが動いているの見つけた、とか。
他のソロ・マイナーは、マイニングを始めたら中枢部が永久的に破損するウィルスにやられたと4chanで告白した、とか。
部屋でマイニングしつつPCを回していて、眠っている間に部屋に籠もったPCの熱で熱射病になった、とか。(ホント?(^^;)
あまりに電力使用量が多いので、マリファナ農場をやっているんじゃまいかと疑われて警察を呼ばれちゃった、とか。
いろんな話があるようです。(^^;
すべてのBitcoinマイナーによって生み出されているのは、11分毎に現在の価格で約550ドル(約44000円)らしく。
Bitcoinをマイニングする人々は2万人未満であることはわかっているものの、詳細は不明だそうです。
「自分を含めて私が知っている大規模なものからほとんどのマイナーは利益が出ていないと言えます」と、4万ドル(約320万円)の設備で月に2000ドル(約16万円)稼ぐJeff Brandtさんは言いました。
「Bitcoinネットワークの大多数がクレジットカード負債により構築されたんだと推測しています」とのこと。
次の変更
ひとつは、現在のものより1000倍以上速く処理するよう設計されたBitcoinマイニングのための特定用途向けICや「ASICs」。
もうひとつは、Bitcoin総数があとおよそ一週間で1050万に達し、その時ブロック報酬は50から半分の25Bitcoinになること。
新しいチップは、Bitcoinマイニング用の特注で150(12000円)~29899ドル(240万円)で小売りされる、が。
Bitcoinマイニングが利益にならなくなったとしても、それ以外に用途はないので転売はできないし、その時は棒に振ることになるそうです。
これらのチップは三つの企業から12月に販売予定。
・・・と、この辺で息切れ。
飽きたし。(^^ゞ
記事、長いんですもん。
結局、Bitcoinが2100万に達するとブロック報酬は消え、マイニングする人々はより高い取引手数料によって埋め合わされることになり。
理論的にはマイニングが黒字を維持できることになっていますが。
いくつかの変数によって、今後どうなることか。
電気代、PCの処理性能、処理する演算の複雑化、マイニングする人の数・・・。
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