ビットコインWalletバックアップとWeb上のWallet

もしひょんなことでPCが逝っちゃった場合、PCにインストールしたBitcoin Walletはどうなるんだろうか。
新たにBitcoin Walletをインストールしたとして、以前のWalletの秘密キーとかのバックアップデータがなければ新しいアカウントが出来るだけだし・・・。

ということに対して、コメントに投稿してくれたれのまさんが実体験から教えてくれました。
いつもありがとう。>れのまさん

>Bitcoinフォルダ内のwallet.datか中身全部をバックアップして
>新しいPCの移すのは1度やりましたよ
>トランザクションデータもバックアップするとあとからまた最初から受信しなおさないで済んで便利です
>容量は大きいですが

というわけで、以下の「Bitcoin」フォルダ内のトランザクションデータだと思われる巨大容量の「blk00~.dat」ふたつと「blkindex.dat」を除いたファイルをすべてコピーしてバックアップしておきました。

  • C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Bitcoin

容量が大きければ圧縮しようかとも思いましたが、計76MBだったのでとりあえずそのままで。

ちなみに、バックアップ方法を調べている中で、一番セキュアだと思われる「Bitcoin wiki」に掲載されていたオフラインで紙に印刷する「Paper wallet」という方法。
そこには「Blockchain.info」を利用した「Paper wallet」作成方法も紹介されており。
tutorial on how to generate a paper wallet」で作成方法がわかるらしく。
一応見てみたのですが、英文だし面倒くさそう。(^^;

「Bitcoin wiki」で紹介されてるくらいだから、それなりに信頼出来そうなので「Blockchain.info」にアカウントを作ってみました。

・Bitcoinウォレット – 自分の銀行である – Blockchain.info
https://blockchain.info/ja/wallet/

考えてみれば、「Mt.Gox」アカウントもWeb上にある自分のWalletなわけであり。
分散させておくのは、それなりに安全安心なのではないかと。

「Blockchain.info」のWalletには、自分でバックアップを取れるような機能も搭載されていたりし、何かと便利そうです。
クラウドWalletみたいに使えるし、PC上Walletのようにトランザクションデータを同期させる手間と時間も省けそう。

アカウント作成は強めのパスワードを入力するだけでサクッと完了。
アカウントが出来て「Blockchain.info」にアクセスしたら、「アカウントの設定」で使用言語をJapaneseに設定すると、Google翻訳だと思われる機械翻訳な日本語表示もしてくれるので、なんとなく便利。
あとは、念のためにメールアドレスを登録し、パスワードに加えて2要素認証にしておきました。

というわけで、試しにPC上のWalletから「Blockchain.info」に送金テスト。
なんと、瞬時に「Blockchain.info」Walletに反映。
「Confirmations」は通常通りの時間がかかりそうですが、アカウントの残高表示は送金したBTCがそのまま表示されているので、ひょっとしたら即ここからの送金も可能なのかも知れません。

これって意外と便利かも。
引き続き使用感を試してみるです。

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7 comments

  1. しろくま より:

    こんにちは。

    >Bitcoinフォルダ内のwallet.datか中身全部をバックアップして
    >新しいPCの移すのは1度やりましたよ
    >トランザクションデータもバックアップするとあとからまた最初から受信しなおさないで済んで便利です
    >容量は大きいですが

    ということは逆に、wallet.datの略取を狙うウイルスにやられると、一巻の終わりということなんでしょうか・・

    昔、myDocumentフォルダ内あるファイルを勝手にアップロードさせる暴露ウイルスが流行りましたよね。winnyとかshareで。

    アレと同じ要領で wallet.dat が盗まれたら、それはbitcoinを盗まれたのと等しいということなんでしょうか・・?

    • puru より:

      こんにちは、しろくまさん。

      >アレと同じ要領で wallet.dat が盗まれたら、それはbitcoinを盗まれたのと等しいということなんでしょうか・・?

      なるほど。
      おそらくそういうことになりますね。

      ウィルスの大好物Windowsは特にヤバイかも。
      怪しいファイルには気をつけて、常日頃からアンチウィルスやアンチスパイ、
      ファイアーウォールは固めておかないといけませんね。

      • しろくま より:

        Settings – Encrypt wallet
        というのがありました。
        ここででパスフレーズを設定しておけば、wallet.datが盗まれてもまだ大丈夫、ってことなんでしょうかね・・
        デフォルトでは空欄ですね。

        • setu より:

          パスフレーズを設定して使ってます。

          普段は、パスフレーズなしで使えます。

          パスフレーズが必要なのは、送金と、アドレスを追加する時だけです。
          どの程度強いのかわかりませんが、とりあえず、wallet.datが盗まれても、
          残高やらアドレスはわかりますが、送金は出来ないので安心です。

          一度、暗号化すると、Decrypt ってメニューに出来ないので、元には戻れないかも。

          パスフレーズを空白に設定しなおしたら、戻るのかな?とか思ってますが、試してないです。

          • puru より:

            なるほど。
            パスフレーズの実際って、ぜんぜん知らなかったので有り難いです。

            コメントさんきゅう(^^)/>setu

  2. しろくま より:

    puruさん、れのまさん、ありがとうございました。

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