Archive for 2014年2月13日

シークレット・ビットコイン・プロジェクトて何?(&新仮想通貨JED誕生)

相変わらずRipple周りで遊んでいる今日この頃。

Bitcoinの初期の開発者でありMt.Gox創業者にして古くはP2Pファイル共有ソフトeDonkeyの生みの親、そしてRippleの開発者でもありBitCoinフォーラムの出資者でもあるJed McCalebさん。
(すんごい経歴というか天才ですね、マケーレブさんってば)

そのRipple開発者であるJed McCalebさんの偉業を称え、いつまでもRippleコミュニティーが彼のことを思い出せるよう、すべてのRipple Walletに「JED」が表示されることを願い、とある人がRippleネットワークで流通する新しい仮想通貨「JED」をリリースしました。

・Got Jed? Giveaway – Others Giveaways – XRP Talk
https://xrptalk.org/topic/1243-got-jed-giveaway/

上記「XRP Talk」フォーラムのスレッドで、「JED」をひとり999万9999JEDずつ無料で配布しています。

マケーレブさんの偉業を称え、いつもRipple Wallet上で「JED」という名前を見ていたいというギークな人は、Ripple Walletの与信枠(trust)に下記アドレスを999万9999JEDで追加後、「XRP Talk」に登録して上記スレッドでRippleアドレスとともに「trustしたよ」みたいなひと言をコメントすると、なんと999万9999JEDがタダで貰えてしまいます。

rMUVZiUKrcZNqfpgNJRqQjpatGCPZSdrB8

眺める以外は使い道がなさそうな仮想通貨ですが(^^;、Walletの取引ページで「JED/XRP」取引を見てみるのも楽しいかもです。

などと、心の中でマケーレブさんの偉業を称えたりしたのか?という今日、タイミングよくこんなニュースが流れていました。

・Mt. Goxの創設者が、秘密のBitcoinプロジェクトに取りかかっている | TechCrunch Japan
http://jp.techcrunch.com/2014/02/13/20140212jed-mccaleb/

新しくできたサイトのアドレスが「secretbitcoinproject.com」。
マケーレブさんが立ち上げるシークレット・ビットコイン・プロジェクトとわ???
気になります。

  • 私が数年前にMt. Goxを売った時、Bitcoinは1ドル以下で取引されていた。
    今日、Bitcoinは新しい環境の中にいる。
    Mt. Goxは存続に四苦八苦している。
    今私は、Bitcoinにもみなさんにとってもよりよい何かを作っている。

    アルファテスト参加者募集中。
    -Jed

トップページの文章を見てもよくわかりません。

アルファテストのメール登録ボックスがあったので登録してみると、即座にオートの返信が来ました。
「テストの準備ができたら知らせるからね」みたいな内容。

よい子にして準備ができるのを待ちましょう^^

ビットコインをRipple Walletに送金するには

例えば、自分がMt.goxに持っているBitcoin(BTC)をRipple Walletに送金しようとする場合、ダイレクトにMt.GoxからRipple Walletに送金することはできません。
逆の、Ripple WalletからMt.GoxへのBTC送金はサクっと簡単にできるのですが。

というわけで、自分の手持ちBTCをRipple Walletへ送金するには、いったんRippleゲートウェイを通してそこからBTCをRipple Walletへ送金することになります。

・Rippleゲートウェイ一覧 (ripple_gateways – Devtome)
http://www.devtome.com/doku.php?id=ripple_gateways

日本でよく使われているのが「Bitstamp」で、その次が「Justcoin」という感じみたい。

・Bitstamp – buy and sell bitcoins
https://www.bitstamp.net/

・Justcoin · Secure Bitcoin Exchange from Norway (USD, EUR, NOK)
https://justcoin.com/en/

ぼくもBitstampにアカウントは持っていますが、難しいので認証は取れていません。
認証が取れないとBitstampにBTCを入金することもできないので、結局Bitstampは利用出来ないまま。(^^;

Justcoinにアカウントを作れば、たぶん認証なしでもBTCの送受金はできると思う(未確認)のですが・・・。
何せJustcoinにアカウントを作るには、携帯電話でコードを受信しなくちゃいけなく、携帯もスマホも持っていないぼくは未だアカウントが作れていません。(^^;

ぼくが唯一Ripple WalletにBTC送金可能なRippleゲートウェイは「The Rock Trading」。

・The Rock Trading Ltd
https://www.therocktrading.com/

実はこのRockさん、セカンドライフの通貨リンデンドルも扱っている通貨&株式取引所。
取引があまり活発ではないのでほとんど利用しませんがw
アカウントはサクっと作れて、簡単に利用できるRippleゲートウェイではあります。

と、BTCのRipple Walletへの送金は、Rippleゲートウェイ経由が簡単でスマートなのですが。
ぼくは「Kraken」という仮想通貨取引所を使ったりします。

・Kraken Digital Asset Trading Platform
https://www.kraken.com/

取引が盛んというわけでもないのですが、なんか気に入ってるんですよね。
Krakenは【まだ】Rippleゲートウェイではありませんが、そのうちゲートウェイになるかもよ、みたいなことがF&Qに書いてます。

いったんのKrakenにBitcoin(BTC)やLitecoin(LTC)を送金し、ここでRipple通貨XRPに換えてRipple Walletに送金。
またはRipple Wallet内取引で換えたBTCをKrakenに送金してXRPに換金。
みたいなことをしています。

以下は昨年11月の記事ですが、Krakenがドイツのオンライン金融機関Fidor銀行と専属パートナーシップを終結したとあります。
ドイツの金融監督機関の規制をパスしている銀行と提携しているというのは、かなり心強いですよね。

・ビットコインを合法化:Kraken、ドイツの金融監督下にあるFidor銀行と提携
http://jp.forexmagnates.com/2013/10/11/forex-trading/13527

  • 特定の仮想通貨を制度化する動きがあり、その背景には電子通貨取引所がオンライン銀行との提携を始めたことがある。
    9日、このほど設立された電子通貨取引所「Kraken」が、EU域内の顧客に対し従来の銀行のファシリティーを提供することを目的として、ドイツのオンライン金融機関Fidor銀行と専属パートナーシップを結んだ。
    Fidor 銀行は、ドイツの金融監督機関BaFinにより規制を受けている。

    この1か月間に、注目度の高い匿名マーケットプレイスが当局によって廃止されたり、他の知名度の低いマーケットプレイスが自主的に閉鎖したりする中、仮想通貨に対するイメージは、世界中の金融機関や政府機関から見て、極めて重要な位置付けとなっている。

    Krakenは、規制を受けている金融機関と提携した最初の電子通貨取引所だが、Fidor 銀行が銀行のファシリティーを仮想通貨の所有者にも広げることに関心を示したのは、今回が初めてではなく、今年7月に、ビットコインのマーケットプレイス「Bitcoin Deutschland GmbH」と提携している。

    Payward社のCEO、Jesse Powell氏は企業声明で「当初からの目標は、ビットコインをはじめとする仮想通貨が、ユーロやポンドなどの政府発行通貨を補完するものとして合法化されることです」と述べている。

    Fidor 銀行 のCEO、Matthias Kröner氏はさらに「当社の長期的な目標は、金融市場におけるイノベーションを発掘し、ビジネスパートナーや個人顧客が利用できるようにすることです」と話した。

    また同氏は「当社には、銀行として自社のエコシステムにおけるイノベーションを後押しする責務があります。ビットコインは、本格的な代替仮想通貨としての地位を確立してきました。Krakenでは、ビットコインを、他の外国通貨と同様に、安全・簡単・柔軟に取引することが可能です」とも述べている。

金銀に裏打ちされた初の暗合通貨NoFiatCoin(基本XRPだけどビットコインでも購入可)

1月6日、金銀に裏打ちされた初の暗合通貨NoFiatCoin(XNF)がリリースされています。
英文ニュースがふたつほど。

January 15, 2014
First Bitcoin Alternative Backed by Gold & Silver
(金銀に裏打ちされた初のBitcoin代替通貨)

January 17, 2014
NoFiatCoin becomes the first cryptocurrency to be backed by gold, silver | Economic Collapse News
(金銀に裏打ちされた初の暗合通貨となったNoFiatCoin)

当初はRippleネットワーク内にてXRPでしか買えませんでしたが、1月28日からは公式サイト掲載のメールアドレスからBitcoin(BTC)での購入も可能になっています。
ただし、NoFiatCoin(XNF)購入に際してはRipple Walletが必須になりますから、どうせBTCで購入するならRipple Wallet内のBTC/XRP取引でBTCをXRPに換え、そこからXNF/XRP取引でXNFを入手した方が割安で入手できるのではないかと思います。

NoFiatCoin公式サイトは以下。

・NoFiatCoin – XNF –
http://www.nofiatcoin.com/

Ripple Walltに関しては以前の記事「Ripple Walletへの登録」を参考にしてください。

ニュース記事が出た1月中旬時点の価格は2.1ドルとなっていますが、現在の価格はおよそ3倍の6.8ドル(300XRP)前後。
XNFの総数は2500万、そのうち現在市場で公開されているのが38,000、リザーブが12,000とのこと。

市場に公開されているコインの最低1/3が現実の金銀地金や金銀コインよって裏打ちされており、それは100%または200%になる可能性もあるそうです。

最低3000ドル相当のXNFを所有していれば、NoFiatCoinに対して金銀での償還を依頼することが出来、XNF額に相当する金銀地金または金銀コインが郵送されるとのこと。

詳細は以下のページ。

・FAQ NoFiatCoin – NoFiatCoin – XNF
http://www.nofiatcoin.com/faq.html

NoFiatCoinさんはXNFリリース当初からアクティブで、1月下旬には中国マーケティング部門が設立され、その直後にはRippleCNを通して人民元との取引も開始。
また同時期に日本でのマーケティング担当に小川タケトキさんという人が就任。

この小川さんは日本語検索で探してみても出て来ないのですが、先月末に出たニュース記事ではけっこう大きな扱いでした。

January 29, 2014
The New Kid on The Block of Digital Currency, NoFiatCoin, Opens Unprecedented Doors
(デジタル通貨の新規参入者NoFiatCoinは前例のないドアを開ける)

  • 最近の日本におけるマーケティング・チームの設立という重要なサービスの追加は、小川タケトキ(日本の新しいマーケティング・マネージャー)によって先導される。
    小川はデジタル通貨の主要な支持者であり、Rippleを啓発する日本初の暗合通貨ブログで見いだされた。
    タケトキはNoFiatCoinの戦略的拡大に究めて重要な資産となるだろう。

また、NoFiatCoinさんはヨーロッパでも意欲的。

09/Jun/2014
Ripple Lounge Acquired By NoFiatCoin | XNF – Ripple Lounge
(NOFIATCOIN(XNF)が「RIPPLE LOUNGE」を獲得)

NoFiatCoinが「bitkoin.eu」と同様に「The Ripple Lounge」も獲得(買収?)したとのこと。

「bitkoin.eu」はスペイン語のBitcoinサイトで、「Ripple Lounge」はフォーラムも備えたRippleコミュニティー・サイトみたいです。
NoFiatCoinが独自のRippleコミュティーを持っているということになりますね。
ていうか「Ripple Lounge」にはGecko Coinの案内もドデンと掲載されているので、XNFとGKOはかなり密接な関係にあるのでしょうか。
(Gecko Coinに関しては過去記事「無料でRipple(XRP)をゲットする を参考にしてちょんまげ)

NoFiatCoinさんは現在ドイツ語プラットフォームを物色中とのことですが。
人民元取引も中国のマーケティングも既にはじまってるし、日本のマーケティングもスタートし、ヨーロッパにもコミュニティー持ってるし。
NoFiatCoinさん、勢いありますね。