Archive for 2013年3月29日

Mt.Goxビットコイン支払い商用ツールを試してみる

Mt.Goxでは商用ツールを提供しており、どうやらWebサイト上でBitcoinでの商品販売が簡単に出来るようです。
販売できるコンテンツは何もありませんが、どのようなことが出来るのかひとまず試してみることに。

・商用ツール:Mt.Gox – ビットコイン取引所
https://mtgox.com/merchant

上記ページに書かれている説明が以下。

  • 商用ツールの説明

    • Mt. Goxは弊社のJSONを基としたAPI及び多数のビットコインの 利点を使用した独自の支払いゲートウェイを開発しました。
      これはどのインターネット事業主ウェブサイトにも容易に統合可能となっています。
  • 支払いゲートウェイの概要
    1. お客様が精算処理を開始します
    2. 支払い情報はカスタマイズ可能なMt. Goxの支払いページに表示されます
    3. 支払いが行われた後にステータス更新及び自動通知を受け取ります
    4. お客様がMt. Goxアカウント経由で支払いを行うと、”即座に”事業主はビットコインで支払いを受け取ることができます。
  • 機能及び利点の一覧表
    • 取引は完全に無料です。
    • お客様は自分独自のビットコインクライアントを使用して支払いを行うことが可能です。
    • Mt. Goxユーザーは自分のアカウントから支払いを行うことができ、即時清算も可能となっています
    • Mt. Gox即時支払い通知(IPN)システムからのリアルタイムの売り上げ通知。
    • Mt. GoxモバイルのQRスキャナー経由で瞬時に支払い。
    • 分割支払い及び部分支払い機能搭載。
    • 事業主の掲載する現地通貨価格に連動してリアルタイムにビットコイン価格が表示されます
    • 即時売却機能にてビットコインの扱いを強制することはありません。16種類の通貨にて換金し、受け取ることができます!

な~んとなくはわかるような気がしますが、何はともあれ実際に支払いボタンを作ってみましょう。

・清算ボタン:Mt.Gox商用ツール:Mt.Gox – ビットコイン取引所
https://mtgox.com/merchant/checkout

とりあえず作ってみます。

  1. 「価格」欄はボタンに表示される価格とのことなので、プルダウンから「JPY」を選んで100円に設定してみました。
  2. 「説明」欄には、売るコンテンツが何もないのでとりあえずドネーションということで。
  3. 「ビットコインの自動売却」にチェックを入れると、自分のMt.Goxアカントで設定している通貨に自動的に両替されるとのこと。
    ここはチェックなしにすることに
  4. 「メールにて通知する」でチェックを入れていると、販売が行われる度にMt.Goxアカウントに登録したメールアドレスにメールが送られます。
    ここはチェック。

今回は「高度な設定」はスルーということで。

こんな感じで「ボタンの作成」をクリック。

すると下図のような画面が出て来ます。

「支払いURL」とか「ボタンの固有識別子」、「HTMLコード(ウェブサイト用)」など並んでいます。

サンプル画像で設定した値段「\100」と表示されていますが、カーソルを合わせると「0.01」とBTC換算価格が表示されます。
おぉ、すごい。
・・・と思ったのですが。

「HTMLコード(ウェブサイト用)」をコピーしてテスト用ページに貼り付けてアップしてみると、「BBコード(フォーラム/署名用)」のところにあるサンプル画像が出ます。
む~。
これだと値段も表示されないし楽しくないですね。
(いろいろ試してみましたが、上の値段が表示されるサンプル画像は表示できないみたい)

ちゃんと値段も表示されてますね。(^^ゞ

「HTMLコード(ウェブサイト用)」のコードを貼り付けたのがこれ。↓

Donation 寄付してもいいよ

このボタンをクリックすると、Mt.Goxアカウントを持っていない(またはログインしていない)人が入るページが下図。

右上青色ボタンでMt.Goxへのログインを促されるページ、右下の水色ボタンで自分のWalletから支払うページへと飛びます。

ちなみに、Mt.Goxアカウントにログインした状態で飛ぶページが以下。

緑の「Pay Now」ボタンでそのまま支払いが出来ます。

そのうち、この支払いボタンでWalletから実際にBTCを送金してみて、支払い通知とか支払い情報がどうなっているのか見てみる予定。

キプロス危機でのビットコイン日本語記事が続々

3月20日に発表されたアメリカのマネーロンダリング防止ガイダンス、翌3月21日にはキプロス危機とスペインでのBitcoin関連アプリの急増とそれにともなうBitcoinの高騰と、世界中のメディアは今でもBitcoin関連記事が賑わい、Googleトレンドでの検索件数も急増している今日この頃。

日本では翻訳記事ではありますが、3月26日にようやく日本語版WIREDからビットコイン関連記事が出ました。

・「分散型電子通貨」への関心、金融不安で急上昇 ≪ WIRED.jp
http://wired.jp/2013/03/26/bitcoin-spain-currency-run/

今日は29日でしたっけ?
昨日から日本語版WIREDに続いていくつかBitcoin&キプロス関連記事が出ています。

(※以下ふたつは同じIBTimes翻訳記事)

・キプロス危機で、電子マネー「ビットコイン」の人気高まる – IBTimes:世界の最新ビジネスニュース
http://jp.ibtimes.com/articles/42184/20130328/745734.htm
2013年3月28日 12時25分

・キプロス危機で、電子マネー「ビットコイン」の人気高まる(IBTimes) – 経済 – livedoor ニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/7541769/?utm_source=m_news&utm_medium=rd
2013年03月28日12時25分

(※こちらはオリジナルニュース。投稿日時不明)

・仮想通貨Bitcoinの検索数が急増!新たな金融システム構築の波は止まらない | Social Design News【ソーシャル・デザイン 公式サイト】
http://social-design-net.com/archives/6287

(※これは24日朝鮮ビズ記事の翻訳)

・韓国経済をウォッチして翻訳: ヨーロッパ危機機会を利用して浮かび上がる仮想貨幣’ビットコイン’…集まで取り引き
http://bchuukai.seesaa.net/article/351554835.html
2013年03月25日

他にもいくつか日本語版WIREDやIBTimes翻訳記事を紹介するものがありますが、ようやく日本のニュースサイトにもチラホラとBitcoin関連記事が載るようになりました。

Mt.Goxビットコイン円取引に便利なライブチャート

Mt.Goxでのビットコイン円取引の注文状況を、有名な bitcoin charts の Market Depth かまたは Mt.Gox Live で見ている人も多いのではないかと思います。

でも、この bitcoin charts の Market Depth でのデータ表示はタイムラグがあり過ぎて、実際の取引ではほとんど使い物になりません。
実際に自分で注文を入れてみるとわかるのですが、自分で入れた注文がページに反映されるまで数分はかかります。
今 Market Depth で見ている注文は、実は数分前の注文で既に買われていたり、別の新しい注文が入っていたりするわけです。
ハッキリ言って使えないですし、使うのはちょっと危険かも。
ローソク足チャートは見やすくて重宝しているんですけど・・・。

あと、Mt.Gox Live ですが、ぼくの環境では円取引グラフは時々しか表示されませんw
表示されても、その個々の注文状況はグラフにカーソルを合わせれば見えるのですが、細かい注文状況を把握するにはかなり不便です。

というわけで、取引する時に重宝しているのが Mt.Gox Market Data というサイト。
ぼくが知っている中で、Mt.Gox円取引のライブチャートを表示してくれるサイトはこのページだけです。
(他に円取引を表示するページがあれば是非お知らせ下さいm( _ _ )m)

このページ上部にある「Currency」のプルダウンメニューの中から「JPY」を選択するとBitcoin円取引に表示が変わります。
試しにMt.Goxで注文を入れてみると、即座に自分の注文が表示されます。
ぼくのBitcoin円取引では必携になってます^^

他にも愛用しているWebアプリの BTCCharts やWebサイト bitcoinity もとっても重宝しているのですが、残念ながらBitcoin円取引は表示してくれないのです。

※追記 13.03.30
気づいたら bitcoinity も円取引(JPY)に対応していました。
ただ、Mt.Gox円取引はそれほど活発ではないので、bitcoinityの長所であるリアルタイムな約定状況が今ひとつ活かされません。
やはり、円取引では個々の注文状況が数字で表示されるMt.Gox Market Dataがよいみたい。

ビットコイン取引所Mt.Goxの出入金方法を書き直したよ

今年に入ってから、それまでは英語のみだったMt.GoxのWebサイトが、日本語にも対応するようになりました。
(FAQページはまだ日本語未対応で英語のみ)

というわけで、以前書いたMt.Goxとの日本の銀行を使用した出入金方法のページも、煩雑な内容をカットしたり画像を作り直したり日本語対応版として書き直しました。

・ビットコイン取引所Mt.Goxへ日本の銀行から入金する | Virtual World 株式シミュレーション
http://flamenco.main.jp/kabu/?p=972

・ビットコイン取引所Mt.Goxから日本円を出金 | Virtual World 株式シミュレーション
http://flamenco.main.jp/kabu/?p=929

仮想通貨が現実世界の一員に:ビットコイン(Bloomberg記事和訳)

  • Bitcoin: Virtual Currency Enters Real World – Bloomberg
    http://www.bloomberg.com/news/2013-03-22/bitcoin-virtual-currency-enters-real-world.html
    2013-03-22

    • 現実世界にようこそ、Bitcoin。
      米国政府はそれらを規制しようと努めることで、人気のある暗合通貨と他の”仮想通貨”を公式に合法と認めました。
      米国財務省の金融犯罪取締ネットワークは、これらの通貨を発給または交換する企業に対し、マネーロンダリングと記録管理規則に関するガイドラインリストを月曜日に公表しました。
      これは、商品やサービスを購入するためにBitcoinを使用する人々には影響しないでしょう。

      ガイドラインは、仮想通貨の非合法活動での使用に関する懸念増加や、昨年の連邦捜査局レポートに見られるようなハッキングやアカウント強奪、ソフトウェア異常に関連するリスクなどを反映しています。

      それらはまた、Bitcoinの高まる人気の証拠でもあります。
      Bitcoinは昨日、74ドルという過去最高価格に達しました。
      今週の為替レートでの急上昇は、キプロス政府が救済措置請求の支払いのために、預金口座からユーロを税金として取るだろうという不安と同時に起こりました。
      Bitcoinは急速に従来の通貨の代替として見なされるようになっています。

      2009年にミステリアスなプログラマー、サトシ・ナカモトによって作られたBitcoinは、取引業務から金融機関の信頼を取り除きます。
      通貨はユーザーにプライバシーと匿名性を提供し、取引が直接個人の間で行われるので、しばしば”民主主義”の通貨として称えられます。
      そのネットワークは、何万ものパーソナル・コンピューターからなる分散型システムです。

      Bitcoin財団は火曜日、その新しいガイドラインに声明を発表しました。
      新しいルールは「ほとんどではないにしてもその多くのBitcoinコミュニティー・メンバーが従うのは」不可能かも知れません。
      その変更は、新しいBitcoinを生成する”採掘(マイニング)”(採掘報酬としてBitcoinを得る)する人々が、もしBitcoinを他の通貨に送金する場合、政府に登録するよう影響を及ぼすかも知れません。

      いくつかの企業はそのルールを予期していました。
      70万を超す場所でBitcoinをドルに交換する決済業者BitInstantは、既に準拠しているとWall Street Journalは報じています
      そして政府の見落としから、Bitcoinのための多くの合法的用途があります。
      例えば、RedditやWordPressのWebサイト上で購入をするために使用することが出来ます。
      ひとりの男性はBitcoinで売り出すために、彼のカナダにあるバンガローを掲載しました。

      Bitcoinが新しいユーザーとより多くのお金を引きつけるためには、身元確認と報告義務が必要となります。
      次のステップは、使いやすさを増すことと、既存の銀行システムとの統合になるかも知れません。
      12月に交わされた通貨両替会社Bitcoin-Centralとフランスの金融会社Aqobaとの提携が、それがどのようなものなのかのモデルを示します。
      その提携は、Bitcoin所有者のBitcoinをユーロに両替出来るデビットカードをBitcoin-Centralが発行することを可能にし、そして口座のユーロ残高には政府の保険がかけられます。

      ユーロ圏でのBitcoinの熱狂と米国の新しいガイドラインは兆候です。
      政府はBitcoinをこれ以上無視することが出来ません。