Archive for 2012年10月24日

ビットコインの送金所要時間

今までWallet経由のビットコイン送金を数回やってみましたが、その所要時間をメモしておくことに。

  • VirWox(リンデンドルとBitcoinの取引所) → Wallet
    セキュリティ等のマニュアル操作により48時間以内
    • 1度目:約4時間
    • 2度目:24時間経過するも未だ届かず約36時間
    • 3度目:約38時間
  • WalletMt.Gox(Bitcoinとドル、円の取引所)
    • 1度目:45分
    • 2度目:37分
    • 3度目:68分
    • 4度目:88分

VirWoxからのBitcoin引き出しが24時間後の今もまだWalletに届きません。
一応48時間以内ってことになっているので、待つしかないっすね。(※36時間後到着)
ていうか、昼には第2弾を引き出したのですが、いつになることやら・・・。(※38時間後着)

Mt.GoxからWalletへの送金は未経験ですが、そのうち試すかも。

BOTS:上場一周年特別配当(前月比約2倍)を発表

BOTSから10月期の決算と配当予想が発表されています。

・BOTS projected revenue, profit and special dividends of L$336,000 for October’12:SL Capital Exchange Home
http://www.slcapex.com/home/story/BOTS/6166

  • 10月1~22日の業績に基づく予想
  • 総収入: ~ L$730,000
    総経費: ~ L$250,000

    純益: ~ L$480,000
    配当 (70%): ~ L$336,000

11月に支払われる配当は、BOTS上場一周年を記念した従来の40%から70%での特別配当となるとのこと。
正確な詳細は11月4日に配当と同時に公開だそうです。

ちなみに10月実施配当は18万L$、0.0453L$/株。
来月実施される特別配当は、先月の倍近く(33万6000L$、0.084L$/株)になりますね。
現在株価2.51L$で3.35%の配当利回り。

というわけで、久しぶりに16,000株ほどの大きな買い物しました^^

ビットコイン取引所Mt.Goxへ日本の銀行から入金する(含:アカウント認証)

前に投稿した「ビットコイン取引所Mt.Goxでの入出金」では、日本の銀行からのMt.Goxへの入金方法や手数料のことは書いていませんでしたが、友だちがコメントで知らせてくれたので、追加投稿しておきます。

  • Mt.Goxへの日本円送金手数料315円(※経験者情報)

    1. 左サイドの「入金オプション」
    2. 「入金する」タブ
    3. 「入金方法を選択してください」で「日本国内送金」を選択
    4. 振込依頼人欄に記入するコード

    上記手順で自分の振込依頼人のコードを確認。

    • みずほ銀行
      渋谷支店(支店番号210)
      普通1457705
      カ)MTGOX<
      /li>
    • ジャパンネット銀行 (0033)
      すずめ支店(支店番号002)
      普通2559084
      カ)マウントゴックス

    上記口座に希望する額の日本円を送金します。
    この際、振込依頼人欄に上で確認したコードの記入を忘れないこと。

    • 追記 2013/03/26

      日本の銀行からMt.Goxアカウントに送金する際、あらかじめ「設定」でアカウント認証をしておくと、Mt.Gox側の入金確認がスムーズにいくかも知れません。
      もし入金確認に時間がかかっている場合は、アカウント認証を行うとよいと思います。

      • 「設定」 → 左サイド「認証を取得する」
      • 「認証を取得する」で、最初のページの「名前や住所などのデータ」と、2ページ目の「身分証明書の写真のアップーロード」までしておく必要があるようです。
        3ページ目の住所証明書類のアップロードはスキップしても大丈夫みたい。

     

  • Mt.Goxから日本円出金手数料200円(※puru)
    出金方法詳細は「ビットコイン取引所Mt.Goxでの入出金」で。

 


  • 追記 (2013.11.27)

    アカウント認証

    現在Mt.Goxで出入金する際は必ずアカウントの認証を行わなくていけないようですが、11月に入ってから認証が厳しくなった模様。
    写真付きの運転免許証やパスポートのコピーが一番確実だと思われるのですが、運転免許証でも認証されずに他の書類も追加して提出したら認証されたという例もあるようで、ちょっと情報も錯綜しています。

    認証を取得する:Mt.Gox

    上記Mt.Goxページは基本的な「スタンダード」認証終了後の「プレミアム」認証のページですが、以下に抜き出した「2」「3」の書類を複数提出して認証された例もあるようです。


    Aのコピー+Bの原本、または、Aのコピー+Cの原本2種のいづれかの本人確認書類をご提出ください。お送り頂きました書類は一切返却いたしません。予めご了承ください。

    1. 公的書類のいづれかのコピー
      有効期限内、または現在有効なものに限ります。
      現住所、氏名、生年月日が鮮明に写るようにコピーしてください。
      また、本籍地は塗りつぶしてください。

      • 運転免許証
      • パスポート
      • 各種年金手帳
      • 在留カード
      • 外国人登録証明書
      • 各種健康保険証
      • 住民基本台帳カード(写真付き)
      • 各種福祉手帳
      • 特別永住者証明書
    2. 公的書類のいづれかの原本<コピー不可>
      作成・発行後3ヶ月以内のもので、必ず原本をお送りください。
      コピーは受付できませんまた、本籍地は塗りつぶしてください。

      • 住民票の写し
      • 印鑑登録証明書
      • 住民票記載事項証明書
      • 外国人住民の住民票の写し
      • 外国人住民の住民票記載事項証明書
      • *在留期間等満了日の記載があるものをお送りください。(永住権者以外)

    3. 公共料金の領収書や請求書の原本いずれか2種<コピー不可>
      発行日の記載があり、作成・発行後3ヶ月以内の原本で、現住所、氏名が記載されていることをご確認ください。
      必ず原本をお送りください。
      コピーは受付できません。

      • 固定電話(携帯電話)
      • 電気
      • 水道
      • ガス
      • NHK
      • インターネットプロバイダー
      • ケーブルテレビ
      • *発行日の記載があり、何の料金の請求書または領収書であるかわかるものをお送りください。
        *請求書や領収書の名義がご本人様でない場合も、姓が一致していれば受付可能です。

Mt.Goxでのビットコイン取引の実際

実際にトレードしてみないと、その取引所の感じはぜんぜん掴めませんね。
セカンドライフのリンデンドル取引所VirWoxとは、けっこうそのシステムに違いがあります。

気配値やトレード履歴の表示からして違うし。
ひょっとしたら、もっと見やすいサイトもあるのかも知れませんが、ぼくが見ているのは「bitcoin charts」というサイト。

対円取引のトレード履歴は
「Home」→「Markets」内の「All Markets」タブ→「JPY:mtgoxJPY (Mt. Gox)」→「Trade History」タブ
・Bitcoin Charts / Markets / mtgoxJPY
http://bitcoincharts.com/markets/mtgoxJPY_trades.html

こんなページ↑。

気配値の方は上記ページの「Market Depth」タブから。

このふたつのページで、なんとなく状況が掴めるのではないかと。

注文の入れ方はかなり違います。
VirWoxでのBitcoin取引の単位は1Bitcoin単位での売買でしたが、Mt.Goxでは小数点以下第8位まで表示されているので、その桁までの注文がいれられるのではないかと思います。
日本円の単位は未確認ですが、少なくとも小数点以下第3位までは表示されてます。
もっと出るのかも。
下の注文画面を見ると、日本円の合計金額が小数点以下第2位までしか出ていないので、まあ、そんなあたりまでですね、きっと。

これが今のぼくのアカウントに入っている金額。
Mt.Goxサーバ内のぼくのBitcoin Walletに10.29386400 BTC、日本円が57.298円。

こんなに刻めるとは知らなかったので、1Bitcoin単位で注文を入れてました。(^^ゞ
あんど、取引手数料も込みで計算して注文を入れていたので、日本円に微妙な金額が残ってます。
注文は、ひとまず手持ち金額ギリギリの、小数点ズラズラ並べた買えるだけの分量で注文を入れると、成約時にその中から自動的に取引手数料が引かれたものがアカウントに入ります。

ともあれ、現状では10Bitcoinだったのが、約10.29BTC+57円になってます^^
目指せわらしべ長者。(^^)/
なんか、ゲームセンターでコインを増やしている感覚^^

下が実際の注文画面。(Bitcoinを売る方)
試しに、注文数を小数点以下第8位まで刻んで入れてみました。
売る金額を1BTC=1,000円にしてありますが、当分そこまでは上がらない気配。
注文数、金額を入力すると、自動的に合計金額が出ます。
実際の成約時には、この合計金額から0.6%の取引手数料が引かれることになります。

画面上の方に「0.6%」という数字と「20.36%」と書かれたゲージが出ていますが。
「0.6%」が今の取引手数料で、ゲージが100%(過去30日間の取引合計が100BTC)を超えると取引手数料が0.55%に下がります。
過去30日間の取引合計により、最高0.25%まで取引手数料がディスカウントされることになるのですが、個人的にはデフォルトの0.6%で充分安いので、特に気にしてません。
ていうか、30日間で100BTCいかないと思ふ。

ビットコインの78%が放置死蔵されてる!という研究結果(Ars Technicaより)

ビットコインの78%が放置されたまま死蔵され、ネットワークには流通していないというちょっとショッキングな研究結果が今朝流れていました。

ザッとGoogle翻訳で眺めてみても、相変わらず詳細は掴めず。
チマチマ翻訳しながら・・・。

そうか、ニッパチ(2:8)の理論じゃないけれど。
アクティブな2割のユーザーだけで動いていて、他の8割は放置してるってことなわけで。新興の仮想デジタル通貨だけに、それほど不思議なことじゃないかも、と思い始めました。
物珍しさからBitcoinマイニングをはじめたものの、そのうちに飽きちゃった人もいるだろうし・・・。

しかし、公式のトランザクション履歴データを解析するって、根気のいる仕事だろうなと思います。
PCにインストールしているWalletは、トランザクション履歴データをダウンロードして同期してあるので。
どこかにそのデータがあるのかなと思い、インストールしたディレクトリを探してみましたが、わからなかった。(^^;

※追記 2012/10/19
その後、Dorit RonとAdi Shamirの論文やその研究に関して、その仮定に誤りがあるなどの疑問が出ていたり、いろいろと議論されているようです。愉しい^^
Google翻訳を通して見ただけなので、詳細はわかりませんが(^^;、そのうちゆっくりと読んでみるかも。

・Schneier on Security: Analysis of How Bitcoin Is Actually Used
http://www.schneier.com/blog/archives/2012/10/analysis_of_how.html

・Peer review of “Quantitative Analysis of the Full Bitcoin Transaction Graph” — Gist
https://gist.github.com/3901921

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ビットコインの78%はデジタル・マットレスの下にしまわれている
研究により発見:デジタル通貨の流通は、以前の推定よりはるかに少ない

・78 percent of Bitcoin currency stashed under digital mattress, study finds | Ars Technica
http://arstechnica.com/tech-policy/2012/10/78-percent-of-bitcoin-currency-stashed-under-digital-mattress-study-finds/

Oct 17 2012
by Dan Goodin


[Picture credit: arstechnica]
Bitcoinトランザクションの長いチェーンは、デジタル通貨の脇に配置された小さなナンバーでそれぞれのアドレスを示しているが、それらの78%が「貯蓄預金」として眠ったままだという発見を例証している。
[Dorit Ron and Adi Shamir : Quantitative Analysis of the Full Bitcoin Transaction Graph]
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それは、最近公表された研究により見出された。
Bitcoinデジタル通貨機構の中で、支出取引に一度も参加していないユーザーアカウントの中で眠ったまま、3/4以上のデジタル通貨は流通していない。

図は、701.9万を超えるBTC(デジタル通貨のもとにある単一コインを表す用語)を説明している。
これらは強力な暗号手法と、当事者間での匿名払いを可能にするピア・ツー・ピア・ネットワークを用いており、各々の当事者たちは必ずしもお互いを知っているわけではない。これらは、最も広く用いられているBitcoin取引所Mt.Gox上で記録された為替レートに基づいており、コインは8,287万ドル相当以上の価値を持っている。
研究者がデータを分析した5月13日、そこには900万をわずかに超えるBTCがあった。

数学者Dorit RonとAdi Shamir(”S”はRSA公開鍵暗号方式で広く使われる)は、Bitcoinの履歴全体をダウンロードし、約18万トランザクションの跡を辿り発見に至った。
彼らは、そこにはおよそ312万のアカウント(Bitcoinでは”アドレス”として知られる)があるのを見出した。
それらのアドレスは、個人がどれだけアドレスを保持してよいか制限がないので、平均約1.5人の異なる所有者に属していた。
アドレスの60万9,000以上は、一度も支払いをしていない未処理BTCのかなりの部分を受け取っていた、と研究者は報告した。

「しかし、単に受け取るだけでBTCを送金しない60万9,270アドレスに蓄積された量を総計すると、それらの所有者が現にある種の701万9,100BTCの”貯蓄預金”(それらは既存BTCすべてのほぼ78%)を捨てたと理解します」と研究者は書いている。
それらのコインの60%は、そのプロジェクトの期限である5月13日の3ヶ月以上前に受け取られていたものであり、文字通り”古かった”。

「これは、以前推定されたよりもはるかに少ないBTCしか流通していないことを意味します」と研究者は続ける。
「今のところ、システム(鋳造するオペレーションとは別に)創立以来、すべてのトランザクションに参加するBitcoin総数は4億2,328万7,950BTCです。」
「これは流通しているコインそれぞれが、予期した回数よりはるかに大きく動かされるべきだと示唆しています。」

Bitcoinトランザクション・グラフ全体の定量分析」と題されたリポートは、研究者が利用可能なBitcoinトランザクション履歴すべてを分析したという点で、はじめてのことではない。
今年はじめに発表されたFergal ReidとMartin Harriganによる論文では、匿名的特徴を持つ機構にも関わらず、あるBitcoinユーザーをどのように識別可能か実証した
昨年のカオス・コンピューター・クラブ会議で発表された研究では、Bitcoinの匿名性を破る方法が明らかにされた。
RonとShamirの研究は、対照的に、標準的な口座名義人がBitcoinシステムをどのように使用するのか、デジタル通貨をどのように取得し費やすのか、それらをトランザクション履歴から分析する。

BTCの大部分が流通していないという発見に加えて、新しい論文は、一括払いから生じるほとんどすべての大きなBitcoinトランザクションが、ほぼ2年前に作られたことを発見した。
彼らは、口座名義人の行動を不明瞭にし複雑にするという公然の仕組みかかわらず、その発見をしたのだ。
研究者は、ふたつかそれ以上のアドレスがいつ同じ所有者に所有されたか、マイニング履歴の所有者識別データから始めた。
その後、5万またはそれ以上のBTCトランザクションを分離し、いつ蓄積されていつ支払われたかを分析した。
「私たちは、これら大きなトランザクションのほとんどすべては、2010年11月8日に生じた9万Bitcoinに関わる単一の大きなトランザクションの子孫だということを発見しました。」
「それらは、多くの奇妙に見えるチェーンやフォークマージ構造を含むトランザクションの部分グラフです。」
「それらは大きなバランスの中で、数時間以内に何百もの一時的な中間アカウントを通って転送されるか、または、小さな断片に分割されて異なるアカウントへ送られます」
「その分割された断片は、すぐ後で新しいアカウントの中で本質的には同じになるよう再結合されるのです」

通貨のほとんどが実際には流通していないという発見は、Bitcoinシステムの将来に影響を及ぼすかも知れない。
大量の埋蔵量が突然取引され始める、ということがあるかも知れない。
それはオフラインでほとんどのコインを維持するために推奨されるべきBitcoinセキュリティ対策、”コールド・ストレージ”Wallet、そしてその結果としてめったに移動しない埋蔵量の大きなプール。
さらに、去年の90%下落という経験に似たような、コインの価値下落要因の到来を見ても驚くにはあたらない。
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