Archive for 2012年9月30日

ビットコイン最新ニュース

今年の夏頃から、Bitcoinで販売している違法ドラッグ通販サイト「シルクロード」の話題がネットに流れはじめ、FBIによるBitcoinマネーロンダリング疑惑文書の流出、BitInstantによるBitcoinクレジットカード発行のニュース、アメリカによる金融封鎖中のウィキリークスがBitcoinでの寄付で急場を凌いでいるというニュース、ミット・ロムニーの税金記録ハッキングとそれを人質にしたBitcoin100万USドル相当の恐喝(って、これ支払い期限が今週金曜日だったはずだけど、どうなったの?ニュースが出てない)、取引所BitFloorのハッキングで25万USドルが強奪された事件、そしてBitcoin財団設立のニュース。
と、今年はBitcoin関連ニュースが途切れなく流れている今日この頃。

この間、日本語になったニュースはごくごく僅かなのが悲しい。(T_T)
というわけで、これまでのBitcoin周りの概観がザッとわかる気がするBitcoin財団設立のニュースを訳してみるテスト。

※これまでのBitcoin関連ニュースのブックマークはここに集積
 英語に堪能な方で興味ある方はどそ。

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ビットコイン財団、悪評払拭を誓う – Bitcoinは信頼されていない!
・Bitcoin Foundation vows to clean up currency’s bad rep • The Register
http://www.theregister.co.uk/2012/09/29/bitcoin_foundation_launched/
By Neil McAllister in San Francisco
Posted in Security, 29th September 2012 00:49 GMT

悪評にうんざりしたBitcoin支持者たちは、電子通貨の促進とその流通維持のために資金提供をする新たな財団を立ち上げた。

Bitcoin財団はオープンソースOSの非営利団体Linux財団の「促進し、保護し、進める」に基づいてGavin Andresenが発案。

「Bitcoin経済が発展するにつれ、我々はその広範囲な使用による様々な弊害に気づいた。
ネットワークを浸食するボットネットやwallet(Bitcoinの財布的なP2Pソフト)を脅かすハッカーたち、無知や不正確な情報に基づく不当な悪評などだ」
これらは財団のウェブサイトで読むことができる。
しかし、それらの弊害を沈静化する方法は、今のところまったく明らかではない。

Bitcoinマイニング・ボットネットは強奪者による大きなビジネスになっている。
つい最近Sophosは、ZeroAccessボットネットが1日当たり10万ドル以上もたらしている可能性があると概算した。

  • ※Bitcoinマイニング・ボットネット:
    ボットネットとは、感染者のPCを利用者に気づかれることなく勝手に利用するマルウェア。
    Bitcoinマイニングとは、PCの演算能力を使って複雑な暗合を演算処理してBitcoinを採掘(生成)することで、これをボットネットを利用して多数のPCにやらせちゃうってこと。
    ていうかマイニングはかなりPCを酷使するらしいので、やられているPCはチョー重くなっているはず。
    とはいえ、ウィルスやスパイウェア満載のPCを「うちのPC重いんだよね」とブツブツ言いながらそれとは気づかずに利用している人も数多くいるので・・・。(^^;

また、ハッキングと強奪もまたそのデジタル通貨発足以来つきまとっている。
まさに今月、未知の強盗が通貨取引所Bitfloorから24,000Bitcoinを強奪した。
現実世界経済での今日の為替レートでは29万7,000USドル相当の合計金額になる。

また、El Regが無知や誤った情報によらないで伝える一方、Bitcoinが少々汚された評判を蓄積してきたのも事実だ。
2011年、アメリカ上院はマネーロンダリングや脱税、その他の犯罪活動に関わると申告されたオンライン通貨に対して調査を要求した。
自由論的傾向のエレクトロニック・フリーダム財団さえ、それから距離を置いている。

同様にBitcoin財団議長のPeter Vessenesも、Bitcoinコミュニティーを利用しようと試みる陰謀家や犯罪者がおり、様々な司法権の中で扱われる法的な問題が残る、と同意する。
また、彼は通貨を取り巻く法的状況が完全に誤って伝えられたと感じている。

「Bitcoinは世界の中ではるかに規模が小さいにも関わらず、我々はときおり法律を到底理解しているとは思えない政府代表からの脅迫的声明を耳にする」とVessenesはBitcoinコミュニティーに公開状を書いた。

この問題に取り組むため、Bitcoin財団はBitcoinの促進および主要メディアに対してその合法性の認識向上を目指す多くの活動を計画した。
これらには、Bitcoin会議の準備やBitcoinビジネスへの加入認可を作成するプロセス、また通貨取引を望む企業に対してベスト・プラクティス(最良慣行)を設定して公表することが含まれる。

さらに財団の当面の目標のひとつは、これまで無報酬でBitcoinソフトウェアのコア開発をリードしてきたAndresenに対する給料支払いと予算を調達することだ。

この目的のため、財団は様々なレベルからなるメンバーを提案している。
プレミア企業メンバーは年間1万Bitcoin(12万4,000USドル)となり、Bitcoin取引所Mt.Goxは既に登録している。
また財団はBitInstantとCoinLabを企業メンバーとして登録しており、企業メンバーは年間2,500Bitcoin(31,000USドル)。
個人は年間2.5Bitcoin(31USドル)、または終生メンバーとして年間25Bitcoin(310USドル)で登録でき、財団はドネーション(当然ながらBitcoinでの)も受け付けている。

「着手前のこの種のサポートは非常に励みになります」とVessenesは言う。
「我々がスタートし公表する時にはより多くの参加者に会えることを楽しみにしています」

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CapEx投資信託各社配当予想

CapEx投資信託各社が10月1日実施の配当予想を発表しています。
アナウンスでは配当総額のみですが、株式総数からひと株あたりの配当額もメモ。
(小数点5位以下は四捨五入)

銘柄(株式総数):配当総額:L$/株 – 現在株価(配当利回り)

  • BSF(1,956,250株):12,907.45L$:0.0066L$/株 – 0.22L$(3.0%)
  • DSF(2,000,000株):4,619.07L$:0.0023L$/株 – 0.22L$(1.0%)
  • GSF(2,008,333株):6,581.38L$:0.0033L$/株 – 0.52L$(0.6%)
  • OSF(2,134,648株):7,419.12L$:0.0035L$/株 – 0.20L$(1.8%)
  • SSF(2,008,333株):2,723.14L$:0.0014L$/株 – 0.20L$(0.7%)

BSFの9月実施配当約4,000L$から約3倍の13,000L$で現在株価で3%の配当利回り。
買い、でしょうね。

GSFが最近急騰して現在株価が0.52L$。
何故上がっちゃったのでしょう?

CapEx出来高低し

というわけで、夏休みシーズンが終わったにもかかわらず、CapExの出来高は今ひとつ。
ん~、なんでしょうかね。

前も書いたのですが、大量のダンピングとか衝動的とも思える大規模な買い上がりとか、すんごく減った気がします。
そういったのに絡んでけっこう取引利益を出せていたのですが・・・。

P2P転送(ピア・ツーピア、個人間取引)がはじまったというのも一因なのかな。
P2P転送というと、やはりちょこちょことした取引というよりも、まとまった株数の大量売買を想像しちゃうわけで。
やはり大量の売買はP2Pに流れていたりするんでしょうか。

P2P転送はデータとして公表されていないわけですが、オープンにしてくれるといいですね。

というか、個人個人がP2P転送をどうやってやり取りして実行してるんでしょう。
大株主名簿を見て直接IMか何かで連絡してやり取りしてるのかな?

ともあれ、そんなこんなで、またまたCapExの資金をVirWoxでのBitcoin取引の方へ移動。
今のCapExでこれまで同様の取引利益は出せないのです。
今月の取引利益+配当収入はここまで5,600。
1/3を純利益として2/3は資金に回しているので、土地レンタル代2,500+初心者支援ゴールドハント代約3,500が出ない。トホホ

二次的に配当収入もあてにしていたりしましたが、ダイレクトに配当収入を目的に株保有するほどの資金ではないし。(^^;
数十万とか百万L$以上の資金がないと、配当収入目的は成立しないというか現実的ではないんですよね。

というわけで、VirWoxでのBitcoin取引を頑張るゾ!
(って、今はBitcoin相場もイマイチなんですよね・・・)

ADSの8月期決算報告が出ていたけれど・・・

ADSの8月期決算報告が出ていました。

  • 売上:583万L$
  • 経費:327万L$
  • 給与:241万L$
  • 配当(純益):15万L$

スタッフ給料は、経費後残高256万L$の94%、241万L$と相変わらず大盤振る舞いな給料。
株主やトレーダーにとって肝腎の配当は、経費後残高の6%、15万L$。

フォーラムに「給料内訳を教えて」と投稿がありましたが、相変わらず決算報告テンプレートに説明がしてあるとか具体的なことは回答してませんでした。
ちなみに、膨大な給料の支払いがはじまった今年1月の決算報告には「RL給料を支払う常勤の熟練したコンテンツ開発業者を雇う」とありますが、その給料体系については触れていません。

ADSの給料割合や配当性向ってちゃんと決まっているんでしょうか。
直近の6月期からの決算を見てみると・・・。

  • 6月経費後残高:187万L$
    • 給料:165万L$(88%)
    • 配当:20万L$(11%)
  • 7月経費後残高:191万L$
    • 給料:181万L$(95%)
    • 配当:10万L$(5%)
  • 8月経費後残高:256万L$
    • 給料:241万L$(94%)
    • 配当:15万L$(6%)

フォーラムでの給料内訳の質問に対して「今月の配当は大きくなった」と言っていますが・・・。
確かに前月比で配当は5万L$アップしています。
が。
6月配当と比べると金額で5万L$のダウン、経費後残高割合では6月11%の約半分、6%にまで落ちています。

給料内訳や配当性向の明確な説明はないし、過去の実際を見ても一貫した比率ではないし。
今ひとつ信頼性に欠けますね。

ビットコイン資金をセカンドライフ内株式に一部戻した

最近のBitcoin相場は安定しているというか落ち着いているというか・・・。
以前の脳天気な右上がり状態はなくて、11.0USドル近辺でウロウロしてます。
なので、まとまった取引利益はあまり出せなくて、今月の成績はあまりよくない予感。
先月はVirWoxだけで24,000L$ほど利益を出せたのですが。トホホ

というわけで、Bitcoin用資金に回して一時の半分以下に減らしたCapEx資金を半分まで戻しました。

GVCが14.7L$くらいまで上がったり、BOTSも昨日は2.41L$まで上がったりして。
ちょっとCapExも面白くなるかも、と思ってみたり。