Archive for Stellar

XNFTradingは広報下手

今朝、今まで滞っていたXNFTradingからの出金が実施された模様。
USDやBTCでの出金が実施されていなかった人たちも、ぼくを含めてほぼ出金完了したみたい。

こういった時、仮想通貨SNS「cryptpark」に登録していると、他の人たちの情報が読めるのでかなり助かります。
仮想通貨関連の情報は英文も多いですし、なかなか入手しにくいのが現状。
まだ登録していない仮想通貨フリークは是非登録してみてください。

実は昨晩、失礼を承知でXNFTradingに問い合わせのメールを送りました。
システムのアップデートによる出金遅延だというのですが、なんら具体的な返答がないので。

「私は具体的な実施期日が知りたい。あなた方は理解していますか?通貨取引所がWithdrawを行わないということの意味を。」
的な内容。

それに対して返信の中に「このアップデートの完了目標は今週中だ」という記述がありました。
やっと具体的な返答。
もしまだXNFTradingからの出金が保留になっている人がいたとしても、今週中には実施されるだろう、ということになると思います。

しかし、最初からこの目標期日をアナウンスしてくれていれば、XNFユーザーに無駄な不安を起こすことはなかったでしょうに。
農業投資の時も、今回の出金遅延、Rippleからの撤退とStellarへの移転など、毎回「モヤ~」っとした思いを抱かされます、XNFTradingさんには。

「信用出来ない会社だ」とか思っていると、その後CEOブログで背景などが説明されたりし。
「けっこうちゃんとやっているのか」と安心してみたり。

なんでしょね、このだいたいの方向性はアナウンスするけれど、具体的背景は説明しない癖。
説明できる具体的背景がちゃんとあって、聞けば答えたりするのに・・・。

もっとユーザーに配慮した広報を心掛けてほしい。

安心できる日本の仮想通貨窓口Kraken上陸!

というわけで、ついにBitcoin等の仮想通貨取引所Krakenが日本上陸しました。

はじめ、今日日本上陸というニュースを見てサイトを眺めても、さして以前と変わりがなくて「?」と思いましたが。
設定から言語で日本語を選択すると、ちゃーんと日本語サイトになるじゃありませんか。な~んだ

・Kraken
https://www.kraken.com/

アカウントの認証レベルは0~4まで。

・レベル0:登録のみ。出入金不可。
・レベル1:出入金はデジタル通貨のみ。
・レベル2:出入金上限 1日:2,000$、1ヶ月:1万$。
・レベル3:出入金上限 1日:2万$、1ヶ月:10万$。

レベル1の認証は、氏名、生年月日、国、電話番号。
レベル2の認証は、上記に住所確認がプラス。
レベル3の認証には、運転免許証などが必要になります。

ぼくのKrakenアカウントはレベル2までの認証が通っていて、数ヶ月前からレベル3の認証が審査中になっていますがw。
まあ、当面レベル2でも充分でしょう。
日本上陸したことで、再度レベル3を申請し直せば認証されるとは思いますが、面倒なのでそのうちに。

「認証申請のページに、日本在住者・日本の銀行からの入金はレベル3認証+顔写真付証明書で自撮りした写真が必要とありまので、事実上レベル3は必須でしょうね。」という指摘がありました。
見逃していました。(^^ゞ
日本の銀行からの入出金はレベル3以上が必要なのでした。

さて、肝腎のKrakenと日本の銀行との出入金ですが。
入金の場合は、「入出金」→「入金」→「円(JPY)」と進み、記載されている三井住友銀行口座に入金。
出金の場合は、「入出金」→「出金」→「円(JPY)」と進めば、銀行口座を追加することができます。

おお、素晴らしい。
これで、晴れて日本にも信頼できる仮想通貨の窓口が出来ました。

あとは出入金にどれくらいの時間がかかるのかですが、誰かの報告を待つか、いつか自分で試してみましょう。

う~ん、それにしても画期的。
Krakenで扱う仮想通貨はBitcoinやLitecoinの他にも、RippleのXRP、StellarのSTRも含まれていますから、日本人にとってはかなり利用価値のある取引所になりそうです。

これまで、日本の個人が運営するRippleゲートウェイを利用してきましたが、今後はKraken利用になるかも。
というか、この日本上陸を機にKraken全体の出来高が上がることに期待しています。
(現状だと出来高悪すぎなのでw)

Justcoin取引所閉鎖

う~む、Justcoin閉鎖のメールが届いていました。

・Justcoinでの取引は10月29日(今日ですね)でクローズ。
・ユーザーはできるだけ早く資金を引き出すこと。最終期限は11月11日。
・資金引き出しは手動で行うので、24時間以内を見込んでほしい。

理由としては、Justcoinが利用してる銀行からもはやデジタル通貨は受け入れない旨通知があり、銀行口座なしではビジネスを続けることは不可能だとのこと。
もちろんつい先日起こった不正IOU取引での損失もあるでしょうし。
今朝出ていたニュースもタイムリー過ぎて無関係とは思えないですね。

・FinCENはビットコイン決済・交換サービスを資金移動業と見做す | ビットコインニュースのBTCN
http://btcnews.jp/fincen-bitcoin-guidance/

  • 金融犯罪執行ネットワーク(FinCEN)は、10月27日にビットコインの決済処理サービス・交換サービス事業をマネーサービス事業(MSB)として、米国の法律の下で管理可能とする指針を新たにリリースした。
    この指針によると、提供するプラットフォーム上で売手と買手のマッチングを行う交換所形式の事業者や、ビットコインでの決済を受け入れドルや円に変換する決済処理事業者も資金移動業者と見做される可能性がある。
  • 指針ではビットコイン決済処理サービスや交換サービスは資金移動業者としてFinCENに登録し、FinCENの規定する様々なリスク基準の下、「通貨取引レポートの提出」「疑わしい活動の報告」「証券売却に関する記録・管理」を徹底し、「資金移転ルール」を遵守しなければならないと結論づけている。
  •  

    さて、JustcoinはSTR/BTC取引市場の6割を占めるメジャーマーケットだったわけですが、Justcoin閉鎖のアナウンスとともにSTR価格は急落しています。

    下図はSTR/USDの24時間チャート。

    ちなみに、現在のSTR/BTC市場占有率が以下。

    1:Justcoin:62.44 %
    2:BX Thailand:21.37 %
    3:AllCoin:6.36 %
    4:Poloniex:3.02 %
    5:Kraken:2.85 %

    現在はタイ市場が2割で2位、それにAllcoin、Poloniex、Krakenと続いています。
    Allcoinはモナコイン取引トップの市場、Krakenは今月末に日本でサービスを開始するニュースが出たばかりの取引所。
    これら日本がらみの市場がどうなっていくか気になりますね。

    ・ビットコイン取引所大手Kraken、月内めどに日本でサービス開始:ITpro
    http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/102301587/

    Justcoin、不正IOU取引でHotWalletが空に

    今朝見たら、JustcoinのXRP、STR取引が再開していました。
    また、昨日から賞金がすべてゼロになっていたフリーSTRを配布するサイト「FREE STELLAR.RS」も再開になっています。

    ところで、今朝はJustcoinからXRP所有者向けのメールが来ており。
    今回の突然のサイト一時閉鎖に関する詳細が記されていました。

    JustcoinはStellar、Ripple、双方のネットワークが抱える脆弱性によって、未知の第三者がIOUを通常のIOUとして不正にIOU取引をして引き出し、結果としてJustcoinのHotWalltが空になったとのこと。
    さいわい、顧客の資金のほとんどはColdWalletにありましたが、それでも引き出された金額は多かった模様。

    これらネットワークの脆弱性はRipple、Stellar、双方により何ら文書化されておらず、Justcoinは今回の問題に関して取るべき責任はないと認識しているようです。
    少なくてもこの2ヶ月間、ネットワーク管理者に提示されているセキュリティ脆弱性に関するドキュメントには、明示的で直接的な警告は記されていなかったとのこと。

    現在XRPの23%が保留状態になっているが、それ以外のXRPは引き出し可能になるだろうとのこと。
    現在Justcoinはこれらの問題解決に関して、Ripple LabsとStellar Foundationと協議中だそうです。

    Mt.Goxハッキングの時とは異なり通貨発行母体が明確なので、責任の所在や対応が見えやすく、早期の問題解決を期待しています。

    ※友だちのNoahさんのブログ記事がわかりやすくて正確だと思われるので、是非ご参考に。
    ・Justcoin再稼働 – 仮想通貨(bitcoin ripple)  in USA.
    http://dtnoah.blog.fc2.com/blog-entry-115.html

    Stellar、プロトコルから「一部払い」機能を除去

    これはおそらく、Justcoinがハックされた問題に繋がるプロトコル修正だと思われるのですが。
    まだJustcoinからアナウンスが出ていないので、本当にハックされたのかどうかは不明。

    ですが、今日出されたStellarのアナウンスを読むと、何やらそれを示唆しているような・・・。
    フォーラムで読んだ、トランザクションデータのやり取り内容が似ていた気がするw

    ・Removal of Partial Payments | Stellar
    https://www.stellar.org/blog/removal-of-partial-payments/

    これはRippleも同じらしいのですが、Stellarプロトコルには「一部払い」という機能があり、使用されるのはごく稀ではあるけれど、ユーザーは全額払いではなく少額の部分払いが可能になる機能があるとのこと。
    例えばAさんがゲートウェイに「金額」は10BTC送金していると伝えつつ、実際には「送金金額」は0.001BTCしか送金していない場合。
    ゲートウェイが「金額」フィールドをチェックした後、実際の「送金金額」フィールドをチェックしなかったならば。
    それはゲートウェイの「資金の損失に繋がるかも知れません」と書いていますが。
    いや、もしそうなったら確実に損失しちゃうと思いますw

    この問題が発覚したのは今週で、10月8日、Stellar.orgはゲートウェイすべてにこの問題を通知。
    その後、Stellarコード・ベースからこの機能を除去し、問題はもはや存在しないとのことです。

    う~ん。
    しかし、今は問題は存在しないかも知れませんが。
    もしこの問題が、Justcoinが10月8日に突然シャットダウンした原因であるとすれば。

    ・・・想像したくない。orz