Archive for Litecoin

CoinLabがビットコイン取引所Mt.Goxを7500万ドル(75億円)で提訴

ツイッター等で話題は流れていたのですが、やっとまとまったニュースが出ていました。要点部分のみメモ。

  • Bitcoin companies engage in multi-million lawsuit – RT USA
    http://rt.com/usa/lawsuit-coinlab-gox-bitcoin-778/

    • 世界で最も人気のあるBitcoin取引所Mt.Goxが、ワシントン州の新興企業CoinLabから企業間契約不履行により7500万ドルで訴えられています。

      木曜日、ワシントン州シアトルにあるCoinLabは、合衆国連邦地方裁判所に支払請求を提出し、Mt.Goxが半年前にCionLabと締結した契約に違反し有罪かどうか、陪審裁判に決定するよう求めています。

契約にあった顧客のアカウントデータやサーバーアクセス等の情報が渡されておらず、Mt.Goxは現在でも北アメリカのユーザーを受け入れ続けているとのこと。

せっかく利用者の8割を占めるいわれる北アメリカの顧客管理をCoinLabが担い、それまで滞り勝ちだった処理や顧客管理がスムーズになると期待していたのに・・・。
かなり残念なニュースです。

上記記事にもありますが、Mt.Goxからの明解な回答は得られていない模様。
昨日からのBitcoin価格下落は、この話題がキッカケかも知れませんね。

また、Litecoin取引も近々採用予定と発表していましたが、それもキャンセルされたという話題が流れており、こちらに関してもMt.Goxサポートデスクからの回答はコンニャクを掴むようなハッキリしない回答。

Mt.Goxからの明解なアナウンスを期待しています。

Mt.Goxがライトコイン取引追加を公式発表?

・Mt.Gox to accept Litecoin Virtual Currency –
https://www.bit-trader.net/mt-gox-to-accept-litecoin-virtual-currency/

上記記事で、Mt.GoxがBitcoin唯一の競合Litecoinの取引を加える可能性を調査している公式に発表したと書いてありますが、ソースは不明。

  • 追記
    Jonathan Wallerさんがツイッターで「ソースがIRCだった」と教えてくれました。
    ありがとうございます。m( _ _ )m > Jonathan Wallerさん

以下のMt.Goxアドレスには、既にLitecoin(LTC)用の空のティッカーが作られています。

・https://data.mtgox.com/api/2/LTCUSD/money/ticker
https://data.mtgox.com/api/2/LTCUSD/money/ticker

こんな感じ。↓

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 0.00\u00a0LTC”,”currency”:”LTC”},”last_local”:
{“value”:”0.00000″,”value_int”:”0″,”display”:”$0.00″,”display_short”:”$0.00″,”currency”
 :”USD”},”last_orig”:
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 :”USD”},”last_all”:
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 :”USD”},”item”:”LTC”,”now”:”1366596623130501″}}

暴落後のGoogleトレンドとビットコイン価格

昨年末にGoogleトレンドでの”Bitcoin”検索件数(検索インタレスト)とBitcoin価格とが相似するという記事が出て、自分でもグラフを並べてみたのですが(グーグルトレンドとトランザクションとビットコイン相場)、その時はGoogleトレンドとBitcoin価格の推移は驚くほど一致していました。

では。
最近の、あの4月10日の大暴落やそれ以後は検索件数と価格は相関しているのでしょうか。
比較してみましょう。o(^o^)o わくわく

下はふたつとも過去3ヶ月間のグラフ。
上のGoogleトレンドは、直近のデータがまだ出ていないのでグラフの最後はゼロを指しています。

実は、暴落後のGoogleトレンドはそれほど減っていないと思ったのですが、価格推移と驚くほど相関していますね。ビックリ
Googleトレンドの地域別人気度は、一位からフィンランド、オランダ、アメリカ、チェコ、スロベニアと並んでいます。

ついでに、最近検索件数が伸びているGoogleトレンドのグラフ。

検索単語は”litecoin“。
地域別人気度を見ると、Litcoin:Bitconの取引所BTC-eの拠点があるロシアが一位。
カナダ、オーストラリア、アメリカと続いています。

さらにカタカナで”ビットコイン“を見てみると。

最近は新聞のコラムに出たり、ネット上では続々ニュースが出ていますから、さすがに検索インタレストも伸びてきていますね。
Googleとれんどは、どれくらいの件数なのか不明なのでYahooの注目度をチェック。

少し前のピークが124件で、最近は下がり気味。
件数を見ても、まだまだマイナーなんですね。(^^;

ビットコインとライトコイン、そしてRipple(Business Insider記事和訳)

ここのところ英語圏のネット上では毎日多くのBitcoin関連記事が出ています。
Mt.Goxの毎日約2万といわれる新規アカウント急増と取引量の増加、それに加えて執拗なDDoS攻撃。
そして取引の遅延や一時停止によるBitcoin価格の乱高下。

以下のBusiness Insider記事では、そのBitcoinの問題点やBitcoinを脅かす新たな仮想通貨Rippleを取り上げています。
記事前半は省略し、興味ある後半部分のみの和訳をメモしておきます。

また、二日ほど前にテッククランチ日本語版でRippleをリリースするOpenCoinが資金を獲得したという記事が出ており、その抜粋もBusiness Insider記事和訳の下にメモ。

  • Even If It Crashes, Bitcoin May Make A Dent In The Financial World – Business Insider
    http://www.businessinsider.com/even-if-it-crashes-bitcoin-may-make-a-dent-in-the-financial-world-2013-4
    Apr. 13, 2013

    • 二人のフランス人が経営するMt.Goxは東京に拠点があり、そこではBitcoinドル取引のおよそ80%を処理しています。
      もしそのビジネスが失敗すれば、通貨は道を閉ざされるでしょう。
      実際、4月10日に起きた価格下落は、Mt.Goでのソフトウェア障害が引き金になり、それは多くのBitcoinユーザーをパニックに陥らせました。
      通貨の法的地位もまた不明確です。
      3月18日に米国政府機関である金融犯罪取締ネットワークは、Bitcoin取引所の規制を提案しています。
      これはおそらく、政府機関がBitcoinを閉鎖しないであろうことを示唆しています。

      Bitcoin専門家のMike Hearnは、技術的問題も克服しなければないと言います。
      より多くのユーザーがネットワークに参加することで、ネットワーク内を循環する各Bitcoin所有権確認のためのデータ量は厖大となり、それはシステムの速度を落とすことになるでしょう。
      技術的修正は助けになりましたが、それを効果的に浸透させるのは難しく、ユーザーは皆Bitcoin Walletやマイニング・ソフトウェアをアップグレードしなければなりません。
      Hearn氏は、通貨がそれ自身のために速く成長し過ぎたかも知れないと心配しています。

      しかし、その真の脅威は競合です。
      Bitcoin推進者は、新しいBitcoinが法定通貨とは異なり、意のままに生成することが出来ないという点を好みます。
      それは事実なのですが、新しいデジタル通貨にはそれが出来ます。
      代案は既に発展中です。
      BitcoinクローンのLitecoinがそのひとつです。
      これまでのところ、それはハードコアなオタクに用いられるだけですが、それもまた最近価格が急上昇しました。
      噂では、Litecoinが間もなくMt.Gox上で取引可能になるとこのことです。

      もっとオタク系ではない代替仮想通貨がRippleです。
      それはBitcoinより使用するのがはるかに簡単だろうと、シリコンバレーの企業家でRipple後に開始したOpenCoin共同設立者Chris Larsenは言います。
      Bitcoin取引が確認されるまで標準で10分かかるのと比較して、Rippleは数秒かあるいは瞬時に処理されます。
      Rippleの始まりに関する謎も、どのような犯罪や不審な活動との関連も(まだ)ありません。

      OpenCoinは5月にRippleを一般に配布し始めると予想されています。
      それは1000億作られ、その数は決して増加しないと断言します。
      OpenCoinは新しい通貨に勢いを与えるため、最終的にその供給量の75%を発行する計画です。
      OpenCoin口座を開いた人は誰でも、5 Rippleを受け取りますが、既存のBitcoinユーザーはさらに得るでしょう。

      OpenCoinによって保有される残り25%は、Rippleが強固だと確信するための大きな誘因となるでしょう。
      その価値が高まるほど、会社がその残りを売却する時にはOpenCoin投資者への報酬は大きくなります。
      4月10日、ultra-hip Andreessen Horowitを含むいくつかの優良ベンチャー投資会社はOpenCoinに投資したと発表しました。

      Rippleが牽引力を得た時、さらに大きな金融関係者が競争に参入するかも知れません。
      Visaのような会社は、独自の安いインスタント国際支払いシステムを作ることが出来たと、BitPayのGallippi氏は言います。
      または、もし国家がアルゴリズム的貨幣を発行したらどうでしょう?

      おそらくその時点でBitcoinは破綻するでしょう。
      しかしもしそれが起これば、その創設者はナップスターのFanning氏のような何かを達成するでしょう。
      ナップスターや他のファイル共有サービスは、音楽産業にiTuneやSpotifyのようなオンラインサービスを採用することを余儀なくさせました。
      Bitcoinの価格が大幅に下がり、そのユーザーはすぐに別の通貨に変えるかも知れません。
      しかしその可能性は、デジタル通貨が金融環境に何らかの形で永続的な印象を刻むだろうということです。

  • 改良版Bitcoinを名乗るOpenCoinがAndreessen Horowitzらから資金を獲得 | TechCrunch Japan
    http://jp.techcrunch.com/2013/04/12/20130411now-backed-by-andreessen-more-opencoin-looks-to-build-a-better-bitcoin-and-a-universal-payment-ecosystem/
    2013年4月12日

    • Bitcoinは今人気急伸中で、仮想通貨としては初めての10億ドル市場になりつつあるが、にもかかわらず、あるいは、それゆえに、不安要素が増し、セキュリティの問題も抱えるようになった。
      Bitcoinのトランザクションはまた、確認に時間がかかりすぎると言われている。

      OpenCoinはこれらの問題を、統一台帳を作ることによって解決しようとする。
      その台帳には、すべての口座とトランザクションと残高が記録され、それをシステムが自動的にpingすることによってトランザクションの正当性を確認し、1分以内で正しい決済が完了する、と同社は言う。
      手数料は無料、複数の国にまたがる取引も費用やチャージバックを最小にする。
      また、Bitcoinのようなセキュリティ問題も、生じない。

      同社の主張では、Rippleはどんな通貨にも対応できる。
      ドルでも円でもユーロでも、それにBitcoinでも。そこでRippleは、初めての分散通貨交換システムとなる。
      今流通しているRippleはそれほど多くないが、同社は5月に大量の通貨(500億Ripple)を市場に投入し、長期的には総流通量を1千億まで持っていきたい、と同社は言っている。

      この話の前にOpenCoinはSimpleHoneyを買収し、その人材を確保した。SimpleHoneyは、ウィッシュリスト(欲しい物・今後買いたい物リスト)をベースとするショッピングアプリケーションで、Bitcoinのような仮想通貨の利用を本格的に大衆化することをねらっている。
      この買収のタイミングは、OpenCoin自身が仮想通貨交換システムの拡張に乗り出した時期と一致する。
      この機能拡張によってユーザは、Rippleを媒介として複数の通貨による支払いの送受、口座残高の監視、両替、などができるようになる。

      今は多くの人が、Bitcoinの将来を危ぶみ、一時的な流行ないしバブルと見ているが、似たもの視されがちなOpenCoinとRippleには、上で述べたようなプラスの側面もある。
      またRippleを開発したJed McCalebらのハッカーはBitcoinの初期の開発における中心的人物であり、仮想通貨の世界では高い評価を得ている。
      最大のBitcoin交換サイトの一つであるMt.Goxを作ったのが、McCalebだ。

      OpenCoinは、Bitcoinがもっと進化した形だ、と自負している。
      セキュリティを重視した複数通貨による交換システムにより、グローバルな分散仮想通貨を世の中のメジャーに押し上げ大衆化していく動きの、先頭に立ちうるかもしれない。

PCパーツ毎マイニング速度比較(ライトコイン)

自分のPCでのLitecoinマイニングがあまりに遅いので、Core i7 – Windows7(64bit)PCでも買おうかな、などと考えてた今日この頃。

検索していたら、Litecoinマイニング速度のパーツ毎比較表やハッシュレートでマイニングLTC数が計算できるページがありました。

パーツ毎のマイニング速度や電力
・Mining hardware comparison ・ litecoin-project/litecoin Wiki ・ GitHub
https://github.com/litecoin-project/litecoin/wiki/Mining-hardware-comparison

ハッシュレートでマイニングLTC数計算
・Litecoin Mining Calculator
http://litecoinminingcalculator.com/

パーツ毎比較でCPUマイニンを見てみると、ぼくのi3-2100(Windows XP)の現状速度と買おうかなと思ってたi7-920(Windows7:64bit)では3.2倍くらいにしかならないんですね。

消費電力はいくつかしか記入されていませんが、i7で50~200ワット。
項目には「watts」と書いてますが、単位はWhでいいのかな。
うちのi3でマイニングしてた時は、電力ソフト表示で116whくらい。
同じく電力ソフト表示ですが、計算してみたら料金は1w=0.025円。

i7-920のハッシュレート=41kHash/sを上記LTC数計算ページに入れると、一日0.49LTC。
1BTC=4600円として、1LTC=0.01BTC=46円。
46円×0.49LTC=22.5円。
マイニング消費電力を例えば150whとして、150×24時間×0.025円=90円。

む~。
LTCに対して4倍の電気代がかかっちゃいますね。(^^;

ちなみに、ワット数が記入されていたグラフィックボードGV-R797OCで計算すると。
ハッシュレート=682kHash/s=8.1LTC/日。
8.1×46円=372.6円。
消費電力=204w×24時間×0.025円=122円。
これだと一日250円の利益が出ますね。

とはいえ、それほど魅力的な利益でもないですね。(^^;

i3(WindowsXP)で十分以上に間に合ってるし、当分はこのままいきますw